アニメ&ゲーム カテゴリ
  • ホーム
  • 映画
  • 綾野剛「生きててよかった」 ブレークした『カーネーション』後に密着

綾野剛「生きててよかった」 ブレークした『カーネーション』後に密着

 「今年は広く認知していただいた年になりました。はじまりは『カーネーション』だったと自分でも思います」――NHK連続テレビ小説『カーネーション』でヒロインの恋人役に抜てきされ、出演した映画『ヘルタースケルター』『るろうに剣心』もヒット、来年の大河ドラマ『八重の桜』の主要キャストにも名を連ねるなど、大躍進した俳優・綾野剛(30)。周囲の見る目が変わってきたことを十分に自覚し、かつ冷静に、謙虚に受け止め、「視聴者はもちろん、一緒に仕事する人たちに対しての認知も広がったと思います。こういう役もやらせてみたいと、面白がってもらえるようになった。それがありがたく思います」と感謝する。

【写真】その他の写真を見る


 自分に戻っている暇がないほどに、他人を演じることに明け暮れる毎日。「自分が作品に出ることは次の作品を生むためでもあり、作品に取り組んでいる時は、次はないかもしれないと思いながらやっています。どこか矛盾する思いの中で、次へつながっていけばといいと思います」。

 海外雑誌のグラビアでは写真家・蜷川実花の前で最新のファッションを着こなし、瀬戸内寂聴原作の映画『夏の終わり』(熊切和嘉監督、2013年公開予定)の撮影では昭和の男の不倫愛を演じる。休みなく続く撮影の合間に行われた握手会では1200人ものファン一人ひとりにやさしい笑顔を向けた。

 そんな綾野に115日間密着したドキュメンタリー番組『裸にしたい男「綾野剛」』がNHK・BSプレミアムで11月27日(火)・28日(水)午後11時15分から2夜連続放送される。綾野の“素顔”をよく知る映像作家・映画監督の中野裕之氏がカメラを向けた。

 密着取材を受けるのは、綾野にとっても初めてのこと。「正直言って最初は抵抗がありました。役を演じていない自分、想像していなかった自分がテレビでさらされるのは怖い」と思っていたそうだが、「カメラを向けられること自体のドキュメンタリー性はないと思っていたけれど、そこから生まれてくる姿勢は伝えなければと思って、言葉を尽くしたところはすごくドキュメンタリーだと思いました。ドキュメンタリーとはそういうことなのかと糧になりました」。

 ドキュメンタリー番組として一つの“作品”に結実し、「生きててよかったと思いました。役者の仕事はプロセスではなく、結果がすべて。それは心得ているのですが、何をしているわけでもない時も自分のことを気にかけ、見つめてくれる人がいることのありがたさを実感できて、素直にうれしかった」と話していた。

 番組の見どころは、27日の前編では多忙なスケジュールの中、自分の顔に戻るひとときを求めて、かつてのバンド仲間が住む福島に向かう。20代のころ、好きな音楽を共に追い求めた友と再会して、綾野はどんな「顔」をみせるのか。28日の後編では8月にいのうえひでのり演出のロック・オペラで「ギタリスト役」を演じ、舞台で布袋寅泰の音楽を生演奏するという二重の挑戦を追う。

 番組ホームページ:http://www.nhk.or.jp/bs/kagayaku-hadaka/



関連写真

  • NHK・BSプレミアム『裸にしたい男「綾野剛』の密着取材の中で人生の先輩と仰ぐ写真家・藤原新也氏との対談が実現 (C)NHK
  • NHK・BSプレミアム『裸にしたい男「綾野剛』 昔のバンド仲間に会うため、東京から福島に向かう移動中、思いを語る綾野剛 (C)NHK
  • 27日放送の前編では、福島へ昔のバンド仲間を訪ねた綾野。数年ぶりの再会を喜ぶ (C)NHK
  • 昔のバンド仲間と福島の田んぼの中を“失踪”する綾野剛 (C)NHK
  • 福島の空の下、昔のバンド仲間と久しぶりに演奏 (C)NHK
  • 昔のバンド仲間と演奏後、握手を交わした場面 (C)NHK
  • 28日放送の後編では、ロック・オペラ『サイケデリック・ペイン』の舞台稽古に密着 (C)NHK
  • エレベーター内でも台本は手離さない綾野剛 (C)NHK
  • 舞台に向けてギターの稽古をする綾野剛 (C)NHK

オリコントピックス