映画監督の周防正行、女優の草刈民代夫妻が19日、都内で行われた映画『終の信託』の完成披露舞台あいさつに登壇した。草刈にとっては結婚16年になる夫・周防監督のもと、こちらも16年ぶりの映画出演。周防監督は、現場でしか顔を合わせないロケ撮影が続き、その後草刈からも「(撮影期間中は)別居したい。一緒にいられない」と言われたと苦笑。「そりゃあそうだと思いました」と笑いつつ、同作にかけた2人の熱い思いをのぞかせた。 キャスト陣もそんな2人をコッソリ観察していたようで、撮影現場での夫妻を問われた細田よしひこは「夫婦の感じがしなくて大丈夫なのかなって思った。真剣にお芝居の話しかしてなくて」と心配だった様子。「でも打ち上げの帰り道、お2人が手を繋いでらっしゃったので、『あ、夫婦なんだな』って思った」と笑わせた。
2012/09/20