俳優・松田龍平と宮崎あおいの共演で、この春『第9回 本屋大賞』を受賞した、人気作家・三浦しをんの小説『舟を編む』(光文社)が映画化されることが12日、わかった。ラジオドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』や、映画『NANA』でも恋人同士を演じてきた二人が、辞書編集部の“変人”編集者と、一目ぼれされるヒロイン役で再共演。クランクインを前に、二人そろって「今から楽しみです」と心踊らせる。 「辞書は、言葉の海を渡る舟」と例え、人と人との思いをつなぐ“言葉”というものを整理し、意味を示し、もっともふさわしい形で大切な人に届けられるように、“舟を編む”辞書編集部が舞台となる。原作を手掛けた三浦氏は、今回と同様に松田主演で実写化された映画『まほろ駅前多田便利軒』で「第135回直木賞」を受賞。『舟を編む』も50万部超を発行している。
2012/07/13