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“おりん”青山倫子、民放唯一の時代劇に使命感「なくしてはいけない」

 女優の青山倫子が10日、都内で行われた主演時代劇ドラマ『逃亡者おりん 最終章』&『逃亡者おりん2』完成披露記者会見に出席。国民的番組『水戸黄門』(TBS系)が終了し、今年唯一の民放時代劇を背負う青山は「時代劇はなくなってはいけない作品。少なくなってきた中で(ドラマが)でき、ありがたく思う」と使命感をにじませた。

主演の青山倫子 (C)ORICON DD inc.

主演の青山倫子 (C)ORICON DD inc.

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 2006年10月から2クールで放送され、約5年ぶりに復活した同作は、殺し屋として育てられたおりんの新たな逃亡劇を描く。青山は「時代劇の良さは、心の底で相手と向き合えるところ。日本人のルーツや、歴史の教科書に載ってない世界があって大事なもの。日本人のきれいなところや、風景美を楽しんで」と熱く語った。

 2時間スペシャルの「最終章」に出演する宅間伸は、久しぶりに“おりん”青山と共演し「成長したね」としみじみ。宿敵・植村道悦を演じた榎木孝明も「前は腰高が気になってたけど、それがなくて、やっと安心して見れた」と、青山の殺陣の立ち回りの上達ぶりを絶賛した。

 さらに榎木は、「2」の録現場に足を運んだエピソードを紹介し「現場に行ったら、おりんちゃんが泣いてくれました。私や宅間さんがいなくて、1人で背負って立つ辛さや思いがひしひしと伝わってきた」。その言葉に感極まった青山は「宅間さんや榎木さん、左とん平さんといろいろな方に支えられ、守ってもらって、おりんをやらせてもらった」と感謝を述べた。

 “進化”したおりんの立ち回りや、おりんの人間らしさが垣間見える新作に、青山は「親子3世代で見てると言ってもらえていたので、時代劇がなくなると、そういうことが少なくなると思うと寂しい。いろんな世代の方に見てもらえたら」と期待。榎木は「個人的に、時代劇再生運動をしようと思っている」と、時代劇の重要性を説いていた。

 『逃亡者おりん 最終章』は1月12日(木)午後9時より放送。新キャストとして渡辺大が出演する連続ドラマ『逃亡者おりん2』は1月17日(火)より毎週火曜深夜1時30分よりスタート。

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  • 主演の青山倫子 (C)ORICON DD inc.
  • 時代劇ドラマ『逃亡者おりん 最終章』&『逃亡者おりん2』完成披露記者会見に出席した(左から)渡辺大、宅麻伸、榎木孝明 (C)ORICON DD inc.
  • 時代劇ドラマ『逃亡者おりん 最終章』&『逃亡者おりん2』完成披露記者会見に出席した宅麻伸 (C)ORICON DD inc.
  • 時代劇ドラマ『逃亡者おりん 最終章』&『逃亡者おりん2』完成披露記者会見に出席した榎木孝明 (C)ORICON DD inc.
  • 時代劇ドラマ『逃亡者おりん 最終章』&『逃亡者おりん2』完成披露記者会見に出席した渡辺大 (C)ORICON DD inc.

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