女優の黒柳徹子が、お笑いタレント・明石家さんまのトークバラエティ番組『新春大売出し！　さんまのまんま』（2011年1月2日 後3時45分 関西テレビ・フジテレビ系）のSP特番にゲスト出演する。徹子とさんまは20年ぶりのテレビ共演となり、徹子が同番組に出演するのは初めて。このほど行われた収録では、独り身同士の2人が“もし結婚したら?”と予想外の方向へ。徹子が「そりゃアナタ、幸せよ。すごくいいと思う」とノリノリで語り、さんまをたじろがせるなど、久々の再会をおおいに楽しんだ。

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　2005年以来、3度目の出演となる小泉今日子、昨年以来6度目の飯島直子と常連2人がトークする“さんまの部屋”に遅れて登場した徹子は、スタジオ全員があっけにとられるド派手なドレス姿で登場。ビーズ界のカリスマと呼ばれる人物が刺繍を施し、大切に保管しているというドレスについて「持っている中で一番派手なやつ。さんまさんの家は派手だっていうんで、負けないようにね」と自慢げに話す徹子。お次は『ザ・ベストテン』（TBS系）以来の共演という小泉と抱き合って再会を喜び、収録はすっかり黒柳のペースに。

　飯島からは飴をおねだりされ、「いつものタマネギ頭のときに出てくるの」と言いつつも、1つだけ入っていた飴をおもむろに取り出してプレゼント。すると飯島も仕込んでいた飴を「徹子さんへお礼に……」とお返しで、徹子を喜ばせた。そんな様子を見守り、置いてきぼりを食ったさんまだが、甘いもの好きのさんまのために持参したという黒柳の手作りチョコレートケーキに舌鼓。しかし「これ、上に“さんま犬”が乗ってるのよ！」と得意げに語る徹子に「“まんま”です……」とツッコミは忘れなかった。

　さんま得意の“引き笑い”に興味を示した徹子は果敢にものまねを試みるも、何度やっても上手くいかず。さんまが「餅がつまるからそろそろ止めようと思ってる」とつぶやくと「叩けば取れる」（徹子）、「叩いてくれる相手がいない」（さんま）、「あら、おひとり？」（徹子）とトークの応酬に。いつしか話題が“もし2人が結婚したら”に発展すると、一呼吸置いて徹子が「そりゃアナタ、幸せよ。私は家に帰ったらそんなに喋らないし、ご飯を作るのも得意だし、すごくいいと思う」と、まんざらでもない様子だった。

　予定時間をオーバーするほど喋り倒して収録を終えた徹子は、「『徹子の部屋』はすごく下調べをして、ほぼ編集しないの。これ（まんま）は出たとこ勝負で、その点が楽しみ」とニッコリ。徹子の一挙手一投足に崩れ落ちるように爆笑していたさんまにも「お上手に寝っ転がってもらって」と“徹子流”に喜びを表現した。さんまについては「あの方は15年も30年も前から変わらないエネルギーで、よく見ているのでとても親しい感じがしてる。こんなに笑うことはあんまりない。体にすごくいいんですってね」と大満足の様子だった。

　そのほか岡田圭右（ますだおかだ）、ビビる大木、氣志團、上田桃子、上原浩治、大畑大介、建山義紀、向井理、今田耕司、井上真央が入れ替わりでさんまとのトークを繰り広げる。