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柳葉敏郎、貫地谷の嫁入りシーンに愛娘重ね心痛「もう、たまらんすよ」

 俳優・柳葉敏郎貫地谷しほりが親子を演じる新春ドラマ特別企画『花嫁の父』(MBS・TBS系)の会見が、このほど都内で行われた。柳葉は「愛おしい娘でした」と貫地谷を絶賛。また、実際に娘を持つ身とあって「父親として娘を手放すシーンは、いい意味でしんどかった。もうね、たまらんすよ」と嘆き、「自分自身のことになると…まぁ、今回はいい経験、練習をさせてもらいました」と複雑な心情をにじませて苦笑いを浮かべた。

柳葉敏郎 (C)ORICON DD inc.

柳葉敏郎 (C)ORICON DD inc.

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 新潟・山古志と東京・浅草を舞台に、闘牛を育てる父と聴覚障害のある娘の深い絆、恋人の青年とのやりとりを描く同作。手話を覚えない父・里志を演じた柳葉は「娘がいずれは社会に出ていく時、周りは決して手話を使うとは限らないので、厳しい世界が待っているというしつけとして、頑なに覚えなかったと思う」と説き、「純粋な頑固であって、娘や家族に対する愛も素直に出てくる男」と紹介した。

 一方、手話での演技に挑戦した貫地谷は「手話で助けられたこともあった。手話があると、表情が普通のお芝居よりも大きくなるので」と新鮮な撮影だったと語り、父とぶつかるシーンでは「私も学生時代に反抗期があって衝突した。今思えばごめんなさいって思いますね」と笑いながら振り返った。

 子煩悩な父親としても有名な柳葉だが、今作で貫地谷演じる美音を嫁に出す場面ではいろいろ思うことがあったといい「基本的に寂しいんでしょうね。娘が選んだ人で、愛おしい娘が一皮、ふた皮も向けて成長していくと思うとバトンタッチなんでしょう。ただ、たまらんすよ。娘が(嫁に出るシーンで)きちんと“愛”を残していくんですが、自分の娘にそれをやられたらたまらんですよ」と声を張って訴えていた。

 MBS開局60周年記念番組でもある『花嫁の父』は、来年1月8日(日)午後9時より放送開始。

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  • 柳葉敏郎 (C)ORICON DD inc.
  • “娘”貫地谷しほりと2ショット (C)ORICON DD inc.
  • 新春ドラマ『花嫁の父』の会見に出席した(左から)貫地谷しほり、柳葉敏郎 (C)ORICON DD inc.
  • 新春ドラマ『花嫁の父』の会見に出席した貫地谷しほり (C)ORICON DD inc.

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