来年2月に授賞式が開かれる『第84回米国アカデミー賞』の外国語映画賞部門に、日本代表として出品される『一枚のハガキ』(公開中)の新藤兼人監督(99)が10日、東京・銀座テアトルシネマで舞台あいさつを行い、選出された喜びを「何か調子に乗っちゃった感じがしますが、上手くいくんじゃないでしょうか」とユーモアたっぷりに語った。
米アカデミー賞の外国語映画部門に出品できるのは各国1作品のみ。世界各国の出品作の中から来年1月にノミネート作品が発表される。昨年は中島哲也監督の『告白』が日本代表\に選出され、最終候補の9本まで残ったがノミネートには至らなかった。2009年には滝田洋二郎監督の『おくりびと』が外国語映画賞に輝いている。
『一枚のハガキ』は、日本最高齢の現役映画監督でもある新藤監督の最後の作品。自身の戦争体験をもとに、ごく普通の人が戦争に巻き込まれる悲しさ、人の命や人生を奪い、狂わす戦争の愚かさを描きながら、人は必ず再び立ち上がれるという希望も謳いあげる。
8月6日から東京・テアトル新宿、広島・八丁座にて先行公開、8月13日から全国公開され、このほど興行収入が1億円を突破。インディペンデントで映画を作り続けてきた新藤監督は「貧乏な、小さなプロダクションですから、今の入場者数を聞いて震え上がっています。これで潰れそうになっている小さな独立プロダクションも多少は支えになるんじゃないか」と淡々と語る中にも笑いが紛れ込む。
「金が無くても映画を作ろう。映画を作れば、それを支えてくれる人がいるに違いない。良い映画を作るというより、何も考えず、ただ前を向いているんだ、という事だけで、皆さんに応えられるような映画が出来る。それだけでいいんだよ、と思います。これからもほかの事は何も考えず、ただ前を向いていこうと思います」と語っていた。
米アカデミー賞の外国語映画部門に出品できるのは各国1作品のみ。世界各国の出品作の中から来年1月にノミネート作品が発表される。昨年は中島哲也監督の『告白』が日本代表\に選出され、最終候補の9本まで残ったがノミネートには至らなかった。2009年には滝田洋二郎監督の『おくりびと』が外国語映画賞に輝いている。
8月6日から東京・テアトル新宿、広島・八丁座にて先行公開、8月13日から全国公開され、このほど興行収入が1億円を突破。インディペンデントで映画を作り続けてきた新藤監督は「貧乏な、小さなプロダクションですから、今の入場者数を聞いて震え上がっています。これで潰れそうになっている小さな独立プロダクションも多少は支えになるんじゃないか」と淡々と語る中にも笑いが紛れ込む。
「金が無くても映画を作ろう。映画を作れば、それを支えてくれる人がいるに違いない。良い映画を作るというより、何も考えず、ただ前を向いているんだ、という事だけで、皆さんに応えられるような映画が出来る。それだけでいいんだよ、と思います。これからもほかの事は何も考えず、ただ前を向いていこうと思います」と語っていた。
2011/09/11