俳優の山崎努(74)が10日、都内で行われた主演ドラマ『キルトの家』(NHK総合)の記者会見に出席した。人気脚本家・山田太一氏が手がけた同ドラマは、震災後の日本のあり方を描くとともに庶民の幸せとは何かを問うオリジナル作。あらためて山田作品に初出演した頃を振り返った山崎は「『早春スケッチブック』というドラマで、同じく生きるのに不器用な男の役をやったけどそのときは40代半ばの男。今回は当然ながら老人役で、30年があっという間に過ぎてしまった」と感慨深げな表情で語った。 物語は、かつて世の主婦たちの憧れの的だった都会の“団地”が舞台。“生きること”と“誇り”をテーマに、団地に取り残された孤独な老人たちと被災地から安住の地を求めて団地にやってきた若夫婦がときにぶつかり合いながらも交流し、次第に絆を深めていく様子を描く。
2011/09/10