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アユニ・D、渡辺淳之介P、岩淵弘樹監督が語るアイドル残酷ドキュメンタリーの裏側

映画で映しているひとつのアイドルグループの終わり

──芸能界は特殊な世界だと思われがちですが、冒頭で渡辺さんがおっしゃったように、普遍的に通じるテーマがそこにはあると?
岩淵弘樹監督いかに相手と真剣に向き合えるか、ということですよね。それを通して信頼関係を築いているのがWACKという事務所だと思いますし、そういう意味では普遍的なテーマを映し出した作品だと思います。
渡辺淳之介あと芸能界でいうと、ここ最近、事務所と所属者の関係のこじれで生じる問題が何かと話題になりますよね。それも根本は信頼関係が築けていなかったからだと思うんですよ。ひと昔前は事務所がタレントを契約で縛ることもできたんだろうけど、社会構造が変わって今はタレントが自分の意思を主張できるようになった。正直、3年間大切に育ててきて、これからというときに辞められたら大打撃だけど、事務所としては受け入れざるを得ない。そんな時代に来ているんですよね。その辺は単純に一般の人にも興味があるトピックスだと思うし、あとはやっぱりこの映画で映しているひとつのアイドルグループの終わりについては、僕らの反省点としてこの映画で反芻したいところですね。
(文/児玉澄子)

『IDOL-あゝ無情-』

 BiSH、BiS、GANG PARADE、EMPiRE、WAggが所属する音楽事務所WACKが2019年3月に開催した、アイドルをめずす少女が九州の離島・壱岐島で夢を叶えるために参加する過酷なオーディションサバイバル合宿と、その裏で起きたひとつの悲劇とその後にまで計約半年間密着し、人間の光と影、表と裏、さまざまな対比と対立を描いたドキュメンタリー。

 歌、ダンス、マラソン、日々の過酷な試練を乗り越え、覚醒し、アイドルへの階段を上がっていく候補生たち。毎夜行われる容赦のない脱落者発表、理不尽かつ残酷な現実に必死にあがこうとする少女たちがいる一方で起きた、ひとつのアイドルグループの解散。変化を望む者と拒む者たちがそれでも「アイドルになりたかった」とすべてをむき出しにして走り続ける、少女たちのありのままの物語。

監督・編集:岩淵弘樹
プロデューサー:渡辺淳之介
出演:オーディション候補生、BiSH、BiS、GANG PARADE、EMPiRE、WAgg11月1日より公開
【公式サイト】(外部サイト) (C)WACK INC.

提供元: コンフィデンス

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