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炎上やまぬYouTuberカジサック、ゴールはどこに?「自分から燃やそうとは思ってない」

“火事作”と漫才コンビ・キングコングの相方である西野亮廣に評されるほど、どうにも炎上の止まらないYouTuberカジサックこと梶原雄太。登録者数が100万人に達しない場合の芸人引退を宣言しつつ、YouTube上に『カジサックの部屋』チャンネルを開設したのが2018年10月。本人も予想外というほど急激に話題となり、すでに登録者数は74万人超(19年2月8日現在)。重なる「炎上」の背景や、YouTuber活動の今後などをざっくばらんに語ってもらった。

「キングコング梶原が炎上して、カジサックが火消し」

――チャンネル開設から4ヶ月で70万人を超える登録者数に達しています。ここまでは想定どおりなのでしょうか?
カジサックスタートするまでにかなり勉強して、ある程度、自分の中でも戦略を持ってましたし、ロジックもあった。絶対におもしろく観せることができる自信というか、確信は持ってました。ただ、こんな早く登録者数が増えるとは思わなかったです。10月に始めて、昨年末までの約3ヶ月で「神さまどうか、こんだけいけば僕はもう万々歳です」って思ってたのは、実は30万人だったんです。それが年末時点で倍以上の60万人を超えて。いまだに、これは正直に言いますが、100万人は厳しいと思ってますけどね。絶対にどっかでピタッと止まる時が来るだろうと思っていて。これまでも、登録者の伸びがゆるく停滞する時期があって、そういう時には、手を打ってるんですよ、実は。それが成功したから右肩上がりに見えているだけかもしれません。また停滞がきたら、別のカードを出せるよう備えてはいるんですけど。予想はできないんで、常におびえてますよね。登録者は解除というのがありますから、減らんわけじゃないですから。怖いですよ。起きたら登録者ゼロになってる夢とか見ますもん。

――注目を集める戦略のひとつとして、あえていわゆる「炎上」を使っていたりする部分はありませんか?
カジサックありませんよ! YouTuberカジサックのブランディングとしては、炎上とか要らないんですよ。たしかに、成功にはアンチの存在は必須だとも思いますし、なにより注目して、反応してもらうことが大事だとは思いますけど。でも、カジサックとしては、お笑いって素敵ですよね、というところをしっかり見せたいわけで。オリエンタルラジオの中田(敦彦)くんにしても、あれはカジサックじゃなくキングコング梶原の発言から火がついてしまって炎上して。で、カジサックが火消ししたという流れ。外から飛び火してくることもありますし、難しいところもあるんですけど、少なくとも自分から燃やそうとは、まったく思ってません。でもそういう対応も含めて、本当に1分たりとも気を抜けない。チャンネル開設までも勉強の連続でしたが、今も常にいろんなことを勉強し続けている感じですね。

「芸人が有名YouTuberに絡みに行く動画がなかった」

――なるほど、YouTuberカジサックとしてデビューする以前に、勉強期間があったのですね。具体的にはどのような?
カジサック半年間ほど、ひたすらYouTube観まくったんです。2017年秋くらいのとあるイベントで、YouTuberの方たちとご一緒したとき、会場の反応が芸人より凄かった現場を目撃しまして。フィッシャーズさんと水溜りボンドさん。それまで僕はまったく知らなかったんですよ、YouTubeのことを。YouTuberという言葉は知ってましたけど、どういったことをやる人たちなのかも分からないレベル。で、勉強というか、YouTubeの世界ってどうなってるんだろうと観出したらハマってしまった。で、途中から自然に目線が変わって、スキマ探しを始めてましたね。新しいこと、誰もやってないことを見つけてやっていく人間が勝ち残るみたいな世界だなあと思って、そうしたら、ああここにスキマがあるなと発見できた。ある程度の知名度がある芸人が有名YouTuberに絡みに行く動画がなかったんですよ。

――『カジサックの部屋』稼働以前に、ラファエルさん、ヒカルさん、へきトラハウスさんの動画に出演していますが、その流れの中でのアクションだったわけですね。
カジサックまあ、気ぃついたら炎上系YouTuberばっかりでしたね(苦笑)。YouTubeで何かやろうと考えたとき、まず、梶原雄太というのがどういう人間かっていうのをYouTubeのお客様たちに知ってほしいという、名刺配りですね。いきなりヨーイドンで始めるより、その3組の力をお借りしたいと。あえていえば、そこは冷静なひとつの戦略ですよね。

提供元: コンフィデンス

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