高視聴率『まんぷく』、満足度も序盤から好調 直近3年の朝ドラで最高のスタート
週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』によるドラマ満足度調査「オリコンドラマバリュー」では、第1週、第2週目ともに100ポイント満点中73ポイントをマーク。同調査を本格的に開始した15年度後期『あさが来た』以降の直近3年の朝ドラと比較すると、最高の好スタートを切る形となった。
同作のモデルは、日清食品創業者の安藤百福氏と妻の仁子氏。戦前から高度経済成長にかけての激動の時代を何度も失敗しては這い上がり、「インスタントラーメン」という世紀の大発明へと辿り着く夫婦の“人生大逆転”の成功ストーリーとなっている。
脚本を務めるのは、大河ドラマ『龍馬伝』や『HERO』(フジテレビ系)シリーズ、『DOCTORS〜最強の名医〜』(テレビ朝日系)シリーズなどの人気作を手がけてきた福田靖氏。なお、福田氏は、17年10月期放送のドラマ『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)で、本誌発表の『第10回コンフィデンスアワード・ドラマ賞』で脚本賞を受賞した。
直近3年のNHK連続テレビ小説作品、第1週目のドラマバリュー比較
朝ドラの第1週目といえば、ヒロインの幼少期が描かれ子役らによって物語が展開されるケースが比較的多いが、最新作の『まんぷく』は有村主演の『ひよっこ』と同様、ヒロインの幼少期は描かず、第1週目から主要キャストが次々と登場。出演者には数々の映画賞に輝く主演の安藤を筆頭に、長谷川博己や内田有紀、松下奈緒、桐谷健太、片岡愛之助など、演技派たちが名を連ねており、特に「主演」「主演以外のキャスト」の項目で、これまでの朝ドラ作品に差をつけた。
第3週「そんなん絶対ウソ!」で早くも“危機”を迎えた福子(安藤サクラ)と萬平(長谷川博己)は、10月22日からの第4週ではどのような展開を迎えるのか。次週以降も視聴者の反応とともに注目したい。
【民放ドラマは…】18年10月期“秋ドラマ”「ドラマバリューポイント」放送1週目の上位10作品
「オリコンドラマバリュー」とは
【調査概要】
■地域:1都1道2府14県 → 関東圏(東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬)/関西圏(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)/その他地域(北海道・愛知・岡山・香川・福岡)
■対象:10代〜 50代の男女計690名
■方法:インターネット調査
■地域:1都1道2府14県 → 関東圏(東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬)/関西圏(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)/その他地域(北海道・愛知・岡山・香川・福岡)
■対象:10代〜 50代の男女計690名
■方法:インターネット調査