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【中年の健康】50歳をすぎた人が「老け込む食べ方」ワースト1


中高年の体を守るカギは、特別な治療ではない。まず意識すべきは、日々の食事である。医師で老年医学・栄養科学の専門家であるガブリエル・ライオン氏が書き、世界20か国以上で続々刊行されている『筋肉が全て━━健康・不老・メンタル、人生のすべてが変わる唯一の方法』から、内容の一部を特別公開する。

50歳を過ぎると、筋肉量がどんどん低下する

年を取ると私たちは成熟し、ものを見る目が養われ、知恵も得られる。

年齢を重ねるにつれてストレスを感じにくくなる人が多いという、20年間の追跡研究もある。

それでも、加齢にともなう骨格筋量の減少は避けられない。

およそ50歳を過ぎると、筋肉量は毎年1〜2%の割合で減少する。多くの場合、失われた筋肉は体脂肪に置き換わり、筋力と可動性が低下し、同時に代謝も乱れる。

筋力の低下はさらに顕著だ。運動量の低下、質の悪い栄養、ホルモンの減少、ケガ、炎症などが嵐のように降りかかるのが原因だ。

「肉を減らす」は要注意

だが嵐と違って、それぞれの要素に働きかけて影響を緩和することができる。タンパク質を多く含む食事をして筋力トレーニングに励めば、筋肉量と筋力の低下は防げる。

健康を維持し、病気からの回復を速め、身体機能を維持するために、中高年にはより多くのタンパク質が必要なのだ。

最適なタンパク質摂取と筋力トレーニングを組み合わせることで、筋肉の健康が保たれ、摂食障害、脂肪肝、肥満、高血圧、高血糖、高コレステロール血症、その他多くの病気を予防することができる。

タンパク質の力が、栄養面での解決策を実行するための基礎となる。この方法で人生が一変するような改善を成し遂げた患者を、私は何人も見てきた。

医療専門家の中には、若者や中年期の人びとに、肉を減らして野菜を食べろと力説する人がいるが、私に言わせればまるで話にならない。

科学的事実に忠実な老年医学の専門家が、低タンパク質の食事や筋肉量の減少を安全だなどと言うことはない。サルコペニア(加齢に伴う筋肉量と筋力の低下)による骨格筋量の減少は、慢性疾患のリスクを高め、障害の直接的な予測因子となる。

私たちの目標は、避けがたい筋肉量の低下に抗って、できるだけ多くの筋肉を獲得し、維持することだ。幸いなことに、何歳の筋肉にも柔軟性(可塑性)があるので、つねに改善は可能だ。

(本記事は、ガブリエル・ライオン著『筋肉が全て━━健康・不老・メンタル、人生のすべてが変わる唯一の方法』からの抜粋です)

提供元:ダイヤモンド・オンライン

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