才能や実力にかかわらず、「どこに行っても愛され、応援される人」はいる。どうすればそのような人になれるのだろうか? 話題のベストセラー『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』(クルベウ著/藤田麗子訳)の中には、「どこに行っても愛される人」という印象的なエピソードがある。著者の友人が語ってくれたというその特徴は、多くの人に応援される人になる秘訣につながるだろう。本記事では、「どこに行っても愛される人」をテーマに、応援される人になる方法を紹介する。(構成/小川晶子)
愛されキャラの人は何が違うのか?
どこに行っても人に愛され、応援される人はいる。
いわゆる愛されキャラだ。
ちょっと失敗しても「しょうがないな」で済まされるし、困っていれば周りの人が助けてくれる。
引き立てられることも多く、たとえ実力が足りなくても「周りがサポートするから」ということで大役に抜擢されることもある。
筆者の学生時代からの友人にもまさにそういう人がいる。
彼は仕事であちこち行くのだが、会う人会う人に愛されていつのまにか全国に応援団ができてしまった。
地方に行くたび、誰か出迎えてくれるしもてなしてくれる。
そして彼は職場でも、転職しても、次々に良いポジションに抜擢されるのだ。いまはトップ企業の特別なポジションにおさまっている。
正直、うらやましい。
学生の頃は肩を並べて一緒に勉強していたというのに、何がそんなに差を生むのか。
どこに行っても愛される人の特徴
『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』に「どこに行っても愛される人」の特徴が書かれていた。
その特徴とは、次の3つだ。
特徴1 気さくで率直
とくに相手の社会的地位が高い場合などに相手に好かれようと思えば、顔色を窺い、ご機嫌をとるような発言をしがちではないだろうか。
ところが、「どこに行っても愛される人」はそんなことをしない。
もちろん失礼な態度はとらないが、誰に対しても気さくに率直に接するのだ。だからとても信頼される。
特徴2 苦労話に共感するのが上手
「こんなに大変なことがあって……」と苦労話をしたときに、すかさずアドバイスをしたり「自分もそういうことがあった」「誰々さんもこういうことがあった」とかぶせてくる人がいる。
たとえその人の話がネタとして面白かったとしても、あまり深く付き合いたくないなと思ってしまう。
本当にそうだ。
わかってくれたと感じるだけで心がラクになるし、わかってくれようとするその人のことが大好きになる。
特徴3 よく笑う
笑顔で話をし、人の話を聴いているときもよく笑ってくれる。
これも大事だ。
よく笑う人とは一緒にいて楽しい。
「この人といると、楽しいことがある」という気分にさせられる。
いかがだろうか。
どれもシンプルで、特別なことではない。
しかし、この3つを兼ね備えるとすごいことになるのだ。
筆者の友人もまさにこの3つを兼ね備えている。
彼は誰に対しても率直でよく笑う。そして、苦労話への共感力がハンパない。
「それは大変でしたね」。自分のことなど忘れ去ったかのように熱心に話を聞くのだ。
「今困っていることはありますか? 僕にできることはありますか?」といつも聞いている。
これらは、才能や実力というより誰でもできるはずのことだ。それなのに、なかなかできないものだなとあらためて思う。
「愛される行動」をすれば自然と愛される
本書にはこんなピリっとしたことも書かれている。
おっしゃるとおりだ。
「愛されキャラがうらやましい」ではなく、自分も愛されるに値する行動をとるようにしたいと思った。
実際に愛されるかどうかはさておき、本書で言っているような愛される行動は良い行動であることに間違いない。
そうして人に喜ばれることが増えていき、結果的に応援してくれる人も増えたら素敵ではないだろうか。
(本稿は『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』に関する書き下ろし特別投稿です)