ポルシェにしかできないこと
「ポルシェ・パナメーラ」のトップグレード「ターボS E-ハイブリッド」に試乗。プラグインハイブリッドシステムは燃費性能のみならず、サルーンとしての快適性やポルシェ車としてのスポーツ性能も大きく進化させていた。カナダ・バンクーバー島からのリポート。
史上最強のパナメーラはプラグインハイブリッド
2017年3月のジュネーブモーターショー。そのポルシェブースで最も華やかにスポットライトを浴びていたのが、パナメーラに追加設定された新ボディーの「スポーツツーリスモ」。そして、同じく熱い視線を集めていたのが、新エンジンの搭載と“MTの復活”が話題となった改良型の「911 GT3」だ。
スポーツカーフリークからは、むしろ「こっちが本命でしょ!」とツッコミが入るかもしれないが、いずれにしてもこの2台が“ポルシェの2大ニュース”であったことに、異論の余地はないはず。一方、そんなトピックスに隠れがちではあったものの、実はもう1台のワールドプレミアが。それこそがパナメーラの追加グレードであるターボS E-ハイブリッドだった。
でも、確か現行のパナメーラには最初からプラグインハイブリッド仕様があったよね……という指摘は大正解。
最高出力330psを発するツインターボ付きの2.9リッターエンジンに、ちょうど100kW(136ps)の出力を発するモーターを組み込んだ8段DCTと組み合わせた「4 E-ハイブリッド」が、確かに用意されている。
そう、ここに紹介するのはそれとはまた異なる、パナメーラ第2のプラグインハイブリッドモデル。680psというシステム総合出力を誇り、“史上最強のパナメーラ”とうたわれるターボS E-ハイブリッドである。...