本領はワインディングロード
フェラーリ由来の2.9リッターV6ターボエンジンを搭載した「アルファ・ロメオ・ステルヴィオ クアドリフォリオ」。最高出力510PSの強心臓と「ジュリアGTA/GTAm」ゆずりの機械式LSDを備えたハイパフォーマンスSUVの実力に、伊豆のワインディングロードで触れた。
特別なアルファの特別なアイコン
「クアドリフォリオ」=白地に刻まれた四つ葉の印は、アルフィスタにとって特別な意味をもつものだ。それは110年以上に及ぶアルファの歴史において、純然たるコンペティツィオーネの勝利の守護でもあり、近年はハイパフォーマンスモデルがいただく冠でもある。
アルファ・ロメオのSUV、ステルヴィオは、2023年初夏にセダンの「ジュリア」とともに外装のイメージチェンジやデジタル装備の充実をはかるべく、マイナーチェンジが施された。パッと見で一番わかりやすい変化はフルLED化とともにデイタイムランニングランプのグラフィックが「トナーレ」調へと変わったヘッドランプだが、控えめながらアイコニックな盾形のグリル「トライローブ」や、ロアグリル、テールランプなども刷新されている。クルマ好きなら、その違いは感じ取れるものだろう。
そこから遅れること約半年の2023年11月末に、同様のマイナーチェンジがクアドリフォリオにも施された。性能面での改良点としては、「ジュリアGTA/GTAm」用の知見を生かした機械式LSDを採用している。くしくも2023年は、初めてクアドリフォリオをまとったアルファ・ロメオのレーシングカー「RL」が、タルガ・フローリオで優勝して100年という節目の年だったが、それを記念して用意された限定車「クアドリフォリオ100thアニヴェルサリオ」に、パフォーマンス面では倣ったかたちだ。...