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「自転車を押して歩く」を英語でどう言う?


Photo: Adobe Stock
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「英語を話せるようになりたい」という人にぜひ読んでほしい1冊が『5分間英単語』だ。1トピック5分のトレーニングで、日本人の英語学習に不足しているボキャブラリーを拡大し、スピーキングやリスニングなど実践的な英語力アップに役立つ1冊だ。著者は、英字新聞The Japan Times Alpha編集長を10年以上務める高橋敏之氏。一般的な英単語集には記載されていない「ニュアンス」や「実際の使われ方」を丁寧に解説した。本稿では『5分間英単語』から特別に一部を抜粋して紹介する。

walk:「歩く」からイメージを膨らませよう

walkはwalk to work(歩いて通勤する)のように、文字通り「歩く」という意味だけで使うわけではない。ここでは単純に「歩く」という意味を覚えているだけでは対応しきれないwalkの注意すべき用法をいくつか見ていこう。

(1)「〜を歩いて連れていく」
(2)(walk out on 〜の形で)「〜を見捨てて出ていく」
(3)(walk 〜 throughの形で)「〜にゆっくり説明する」

(1)「〜を歩いて連れていく」

まずwalkは、「歩く」という自動詞ばかりではなく、「〜を歩かせる、〜を歩いて(どこかへ)連れていく」という他動詞としての用法もある。

walk the dog(犬を散歩させる)、walk my son to school(息子を歩いて学校に連れていく)のような使い方がこれに当たる。また、walk the bicycleは、自転車をこがずに歩いて押すことを意味する。

(2)(walk out on 〜の形で)「〜を見捨てて出ていく」

続けて、walk out on 〜という表現。これは「(家族・恋人など)〜を見捨てて出ていく」という意味を表す。

walk outは、文字通りには「外に歩いていく」。そこから「出ていく」の意味で使われるというのは、容易に想像がつくだろう。

一方、最後のonは「〜にとって負担・不利益になる」という意味を表している。onは「〜の上にのっている」というのが基本的なイメージだが、のられている側には重さがかかるため「〜にとって負担・不利益になる」というニュアンスが出ることがある。

例えば、My PC died on me.(パソコンが死んだ⇒壊れた)という文。diedだけでも故障したことは伝わるが、最後のon meは、その結果私にとって不利益が生じていることを意味している。hang up the phone on me(一方的に電話を切られる)、shut the door on me(私の目の前でバタンとドアを閉められる)なども同様だ。このwalk out on 〜のonも、「出ていった結果、〜に不利益が生じる」という意味だと押さえておこう。

(3)(walk 〜 throughの形で)「〜にゆっくり説明する」

最後にwalk 〜 throughは「〜にゆっくり説明する」という意味を表す。throughは「通り抜ける」という意味を持つ語。よって、直訳すると「〜を歩いて通り抜けさせる」となる。

例えば、英文法が苦手な人がいるとしよう。その人はある意味「英文法の森」で迷子になっている状態。その人の手を引いて歩きながら、英文法の森を一緒に抜けるということは、すなわち「〜に英文法をゆっくりと説明してあげる」という意味を表すというわけだ。このイメージで捉えておこう。

(1)「〜を歩いて連れていく」

My father walks the dog every morning.
「父は毎朝、犬を散歩させる」

The nurse walked Ben to the bathroom.
「その看護師はベンをトイレまで歩いて連れていった」

“I’ll walk you home.” “Thank you, but I’ll take a cab.”
「家まで送るよ」「ありがとう、でもタクシーを使うから大丈夫」

I got off my bike and walked it up the hill.
「私は自転車から降りて、自転車を押して丘を上がった」

(2)(walk out on 〜の形で)「〜を見捨てて出ていく」

Nick walked out on his wife and children.
「ニックは妻と子どもを見捨てて出ていった」

My wife walked out on me for another man.
「妻は私を見捨てて、別の男のところへ行った」
◆ forと組み合わせることで、「〜を見捨てて…のところへ行く」という意味を表せる

(3)(walk 〜 throughの形で)「〜にゆっくり説明する」

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Calm down and walk me through what happened.
「落ち着いて、何が起きたのかを説明してくれるかな」
◆ throughの後に、具体的に「説明する内容」を続けることが多い

Don’t worry. He’ll walk you through the procedure.
「心配しないで。彼が手順をじっくり説明してくれるから」
◆ walk 〜 throughから派生したwalk-through(段階的な説明、ゲームの攻略ガイド)という名詞も覚えておこう。他にも、walk-throughは「通り抜け通路、リハーサル」などの意味でも用いられる

(本稿は『5分間英単語』から抜粋・編集したものです。)...

提供元:ダイヤモンド・オンライン

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