冬のお悩みのひとつ「静電気」。空気が乾燥することで起こるこの現象ですが、髪の毛にもダメージを与えてしまうのです。静電気によるヘアダメージと対応策を、MINX原宿店代表・池戸裕二さんに教えてもらいました。
静電気が髪ダメージを引き起こす理由
何気ない日常で起こる、静電気によるヘアダメージ
静電気により、ドライヤーをかけている時やコートやセーターを着る時などに髪が広がってしまうことがありますが、その広がった瞬間、髪にダメージが与えられています。
そもそも、静電気は空気が乾燥していると発生しやすくなりますが、乾燥そのものも髪のダメージを加速させてしまうもの。しかし静電気が発生することで、さらに傷みを加えてしまっているのです。
電気のぶつかり合いによって起こるキューティクルの損傷
「ドライヤーや加湿器などでよく聞くマイナスイオンですが、髪自体も実はマイナスに帯電しています。しかし、静電気はプラスの性質があるため、マイナスとプラスがぶつかり合って髪表面のキューティクルが荒れたり損傷したりするのです。キューティクルが損傷すると、内部のタンパク質が流出し、それが髪のダメージにつながるのです」(池戸さん・以下同)。
静電気をふせぐにはどうすればいい?
髪に必要な水分量10〜15%を意識
静電気対策として大切なのが、加湿と保湿になります。「マイナスイオンドライヤーを使ったり、部屋に加湿器を置いたりして、髪の水分量を10〜15%に保つことが大切です。また、髪内部の水分が逃げないよう、表面にオイルをつけるのも良いでしょう」。
そのほか、日頃から髪内部の環境を健やかに保つ製品を使うことも重要なポイントに。「タンパク質ケアも必要になってきますし、トレハロース入りのシャンプーは水分が髪の毛の中に保ちやすくなるのでおすすめです」。
【Adviser’s Profile】
MINX原宿店代表・池戸裕二さん
有名ヘアサロン・MINX内の「B-1(ブランディングチーム)」フェミニンチーム、「薬剤研究チーム」sプロに所属。毎シーズントレンドを取り入れた最旬スタイル、ダメージレスなパーマやカラーを提案。サロンワークのみならず、一般誌、業界誌、国内外のセミナーなど、幅広く活躍する人気スタイリスト。タンパク質に着目した美容習慣を提案する「タンパク質美容推進委員会」でも一流ヘアスタイリストの視点から、ダメージヘアの予防法等をアドバイスしている。
