ゆび祭り:ゆび祭り『さしこプロデュース!アイドルが集結した夢のようなイベントをレポート』


 AKB48からHKT48への移籍で話題の指原莉乃。もともと自分がアイドルヲタだった彼女がプロデュースしたイベント『ゆび祭り』が開催された。人気アイドル10組が日本武道館に大集結した夢の一夜をレポートする。


3分45秒(さしこ)にスタート!「今日は全員を好きなってほしい」

 着てるTシャツやハッピが推しのアイドルごとにバラバラな、8000人の観客で埋まった日本武道館。18時3分45秒(さしこ)に『ゆび祭り』が開演した。「こんばんは。HKT48の指原莉乃です」との挨拶が新鮮に響くさしこが、ステージに登場。黄色いミニスカ衣裳から伸びた脚がチョーきれい。「どのアイドルが出ても、勢いで声を出して応援していただけたら」と、気配りのMCから始めた。

 出演するアイドル9組が次々と、グループ名のプラカードを掲げて現れる。ズラリ並ぶと華やかさいっぱい。私立恵比寿中学はガウンにサングラスの3人だけだが。事前にスタッフによる抽選で決まった出演順を発表。各組の持ち時間は10分だ。さしこが再び「今日は全員を好きなってほしい」と、推しが交じる観客に呼び掛けた。本当に気をつかう。

 いよいよライブがスタート。1番手はキンコンカンコンとチャイムに乗り“king of 学芸会”私立恵比寿中学が登場。が、この日はトサカ、金髪、赤毛などなど、全員ヴィジュアルバンド風のド派手メイク&衣裳だ。本当にこの子たち、普通にしてれば美少女なのに、毎回スゴイ(笑)。「盛り上がってるかブドーカン!」「とっておきの曲を用意したぞ!」と歌ったのはメタルナンバー「放課後ゲタ箱ロッケンロールMX」。ハイスパートなビートに乗って「MX!MX!」と叫び、ジャンプし、ほうきのギターも弾いて踊りまくる。1曲に見どころを盛り込んで「ウイ・アー・エビチュー!」と疾風のように去った。

先輩さしこよりライバル・乃木坂へアドバイスも!

 続いては一転、しずしずとお辞儀しながら、清楚な乃木坂46がステージへ。1位を獲得した「おいでシャンプー」を、電車ごっこのようなフォーメーションや、スカートの裾をたくし上げる振りを交えて披露。AKB48の公式ライバルとして誕生したグループだが、実際、大枠の姉妹グループ内で補完し合ってる印象だ。AKB48がミリオンセラーを連発するなかで、楽曲はアイドルポップスから一般層に訴求するカッコ良さを増してきたのに対し、この日乃木坂46が歌った2曲は、アイドルファンのツボを突きキュンとさせる。さしことは同時発売シングルで1位を競ったが、「同じ番組に出させていただいたとき、楽屋で『こういうところを強く言ったらウケるよ』とか、いろいろアドバイスされました」(生駒里奈)などとイイ話も。

 次は「アテンション・プリーズ」と、ぱすぽ☆の“フライト”。持ち前の力強いガールズロックナンバーに、統制の取れたダンスでは脚がメチャ上がる。「少女飛行」で売りのキャリーバッグを使った“コロコロダンス”も見せるなど、個性を存分に発揮した。

 AKB48から参加の渡り廊下走り隊7は、レトロ歌謡「希望山脈」、逆説的メッセージソング「少年よ嘘をつけ!」、サビの振りが可愛い定番アイドル曲「完璧ぐ〜のね」とタイプの違う3曲で勝負。渡辺麻友の「ぐーのねも出ねーぜ!」でキメる。元SDN48の浦野一美は26歳で、出演アイドルで最年長。

 会場をざっと見渡すと、Tシャツ着用率が最も高そうに見えたのが、ももいろクローバーZ。中盤5番手での登場前から、大歓声と手拍子が起こる。「会場にいるモモノフ(=ファン)たちに告ぐ!」と陰ナレの前口上から、「私たちこそがももいろクローバーZだ!」と勢いよくステージに駆け込み、そのまま新曲「乙女戦争」に。力感あるラップを回して息をつかせぬ展開。続いてキラーチューン「行くぜっ!怪盗少女」では、エビ反り、前転、側転、馬跳びと繰り出す。エネルギッシュなステージで、モモノフのみならず観客全体をヒートアップさせた。

(文:斉藤貴志)

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