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Netflixシリーズ「伊藤潤二『マニアック』」エピソードリスト&キャストコメント

「トンネル奇譚」

五郎 役:堀江瞬

――演じることが決まってどう思いましたか?
学生時代に初めて富江を読んでから僕はすっかり伊藤潤二先生の虜で、今回参加できると知った時は破顔! うれしさで小躍りしました! 気味悪く、陰湿で、奇々怪々。台本から既に臭いが漂ってきました。この臭いをちゃんとスタジオまで持って行きたい。イヒヒ…エヘヘ…なんて台本を抱えながら、気合が入りました。

――演じるキャラクターの魅力を教えてください
マトモなところが魅力です。怪しいトンネルに興味本位で近付こうとする悪童たちや、研究に取り憑(つ)かれた大人たちと関わりながら、それでも子どもらしからぬ揺るがないマトモさを持っています。だけどマトモって、正義と天秤にかけた時に、ちょっぴり邪魔だったりするんだと思います。

――アニメを楽しみにしている皆さんへ。
収録を終えて帰路に着きながら、呪われたような気分になって、家の扉を開けるや否や、すぐに鞄から台本を取り出しました。処分しなきゃいけないのでは? 一瞬、悩みました。でも捨てられなかった! 当たり前です。だって好きなんだもん!もう呪われてもいい。それは観る人にとっても同じです。覚悟のある人だけどうぞご覧ください。さようなら。
マリ 役:嶺内ともみ

――演じることが決まってどう思いましたか?
私が人生で初めて見た、また演じさせていただいたホラー作品が伊藤潤二先生の作品でした。伊藤潤二『コレクション』」に続き、こちらにも参加させていただけてうれしかったです。怖いはずなのに何故か目が離せない、手に汗を握りながら台本をめくりました。

――演じるキャラクターの魅力を教えてください
マリはせりふや感情は年相応なのに、表情や顔つきは大人っぽく、つい目で追ってしまう美しさがありました。そのミステリアスさが作品の奇怪さと相まって、見ていると何故かドキドキしてしまいます!

――アニメを楽しみにしている皆さんへ。
目からも耳からも、全身で世界観を堪能できる作品になっていると思います。たくさんのキャラクターやシチュエーションが登場するので、是非皆さんのお気に入りを見つけてみてください!
小山 役:水野理紗

――演じることが決まってどう思いましたか?
何年かぶりにまたアニメで伊藤潤二さんの世界に関われることを、大変うれしく思います。今度はどんな恐怖体験が待っているのだろう……と、ドキドキしておりました。いつも、生き残れるかなぁ?と緊張しながら台本のページをめくります。今回は果たして……? なにはともあれ、「伊藤潤二『マニアック』」の作品に、住人として生きることができて楽しかったです。

――演じるキャラクターの魅力を教えてください
私の演じた「小山」さんは研究員の女性です。理系女性ということでクールで合理的というイメージがありましたが、困っている子たちに親身に寄り添うやさしさも持っている。そんなところが、彼女の魅力だと思います。五郎君を、危険なところに呼び寄せてしまうセイレーンのような、ちょっと危険な女性でもありましたが。

――アニメを楽しみにしている皆さんへ。
世界中にいらっしゃる、伊藤潤二さんの作品を愛する皆さまにとって、新たに楽しめる時間になりますように。アニメを観ていただき、また原作を読んで、どんな風にアニメとして描かれているのかを比べるのも興味深いかと思います。監督をはじめ、多くの方々が情熱を注いで作り上げた「伊藤潤二『マニアック』」をどうぞお楽しみに!

「黴」

赤坂 役:平川大輔

――演じることが決まってどう思いましたか?
「伊藤潤二『コレクション』」の時にも作品やイベントに出演させていただきましたが、今回の「伊藤潤二『マニアック』」でもお声がけいただき、純粋にうれしかったです。原作の『黴』を読ませていただいた時は、足元からヒタヒタと迫ってくるような何とも言えない恐ろしさを感じ、収録が楽しみなのと同時に、このえも言われぬ恐怖感を表現していくことへの責任と緊張感がすごく増したことを覚えています。

――演じるキャラクターの魅力を教えてください
少し気難しいところや、こだわりの強い部分もありはしますが、比較的普通の青年だと思います。それにせっかく新築で家を建てたんだから大事に綺麗に使いたいと思うのは至極当然のこと。自分の大切なものを知らない間にあんな風にされたら誰でも…ねぇ…。

――アニメを楽しみにしている皆さんへ。
「伊藤潤二『コレクション』」に続き、今度は「伊藤潤二『マニアック』」!皆さんお待たせ致しました! 今回も色々なストーリーで、皆さんを「唯一無二の恐怖と奇怪の世界」へと誘ってくれること間違いなしです! どうぞ存分に味わって下さいませ!
誠二 役:岡野浩介

――演じることが決まってどう思いましたか?
アメリカの漫画賞アイズナー賞を受賞し続けている伊藤潤二さんの作品ということで、台本をいただくのが楽しみでした。
コミックは何冊か読ませていただいているので、耐性はあるつもりだったんですが…これは夜中に読んじゃダメなやつだった。

――演じるキャラクターの魅力を教えてください
普通の人です。もしかしたら皆さんの近所にもいるかもしれないような。そんなごく普通の人が…という感じですね。内容書かずに説明するのは難しいな(笑)。

――アニメを楽しみにしている皆さんへ。
あの伊藤潤二さんの作品ですから、容赦なく怖いや気持ち悪いがあなたを襲うでしょう。ホラーが得意な(大丈夫な)人は是非観て、鳥肌立っちゃってください! 苦手な人は遠くからそっと観て、大丈夫そうだったら近くにどうぞ。
呂木 役:魚建

――演じることが決まってどう思いましたか?
正直ですね、避けて通ってきた世界観でありまして…怖がりなもんでして。でもこの仕事してたら直面してしまうことがよくあるんですよ。なんて言うんでしょう…決まった時は頭の方の毛穴がザワザワと開き始めて、体温が少し下がった気がします。あぁ…あの方と出会った時の興奮がありました。

――演じるキャラクターの魅力を教えてください
【黴】って読めます? あるいは【かび】って漢字で書けますか? どちらも出来なくても暮らしにさほど影響ないと思いますが、書けたり読めたりしたら一歩前に進めたりするもんです。そしてその先で、彼らは「寄生」するということを知るでしょう。寄生ですよ。自分らの都合のいいように忍び寄って来るんです。ジワジワ近づいて来てハビこるあの感じ。あ、いませんか? 貴方の近くに。

――アニメを楽しみにしている皆さんへ。
気になっちゃってツイツイ…癖になりますよね、わかります。フタを開けてしまうんです。次から次へと。アニメと化した伊藤先生の世界。一緒に楽しみましょう。だって…。

「恐怖の重層」

麗実 役:Lynn

――演じることが決まってどう思いましたか?
日本のホラーは現実的に想像してしまってかなり恐怖心を抱くのでどちらかと言えば苦手なのですが、でも好奇心が勝ってしまうタイプの人間なので、出演させていただけることがとてもうれしかったです。

――演じるキャラクターの魅力を教えてください
お母さんがかなり強烈なキャラクターなので、他は一見地味な印象を受けますが、実は...という面白さがあります。そして私自身、初めて演じました、このような人物は。物語の後半は無邪気さが残酷さになるよう意識して演じるのが楽しかったです。

――アニメを楽しみにしている皆さんへ。
ファンが多い伊藤潤二作品の世界観を、アニメでまた楽しめるということで、心待ちにしている方も多いかと思います。私も、完成が待ち遠しいです。アフレコでもあんなにゾワゾワしたのに、配信されたらどうなっちゃうんでしょう…! 「伊藤潤二『マニアック』」ご期待くださいませ。
成実 役:朴ロ美

――演じることが決まってどう思いましたか?
「怪奇ひきずり兄弟」に引き続き、伊藤潤二さんの作品に出演できて最高でした。あぁ…先生の頭の中を覗いてみたいぃぃ…という、脳みそにサブイボが立つような興奮をそのまま伝えられるよう演じたいと思いました。

――演じるキャラクターの魅力を教えてください
母親に「ぶす」と真面に言われてショックを受けない娘なんていませんよね…。それでも、許して受け入れてるのか、罪の意識なのか、自己肯定感の低さなのかわかりませんが、決して聖人ではない成実の健気さに共感できます。そこが魅力です。

――アニメを楽しみにしている皆さんへ。
へへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへれへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ…お楽しみに。
麗実の母 役:小林美奈

――演じることが決まってどう思いましたか?
この度は、アイズナー賞2022『最優秀アジア作品賞』受賞おめでとうございます。私が初めて伊藤潤二作品に触れたのは学生の頃。表紙から漂う異様さと描かれる女性の美しさ、逃げられない恐怖と言うのでしょうか…。月日が過ぎ、このような形で先生の作品に携われることをとてもうれしく、身の引き締まる思いでした。

――演じるキャラクターの魅力を教えてください
麗実の母でもあり、もちろん成実の母でもある彼女は今で言う毒親?と言うのでしょうか? 過干渉と無関心。感情の爆発や思い込みの強さ、想像した結果と違ったときに簡単に切り捨ててしまえる残酷さ、真剣だからこそクスッと笑えてしまう行動等。感情のデパートのような人です。

――アニメを楽しみにしている皆さんへ。
『麗実の母』役、小林美奈です。愛情ゆえと一言で片付けても良いのだろうか、それともただの執着なのか、常軌を逸した人間の行動のおぞましさを皆さんに映像を通して、嫌悪感や痛覚を感じ取っていただけたらと思います。伊藤潤二先生の生々しい世界観をお楽しみ下さい。

「漂着物」

弘原海 役:石川界人

――演じることが決まってどう思いましたか?
ホラー作品ということで非常にワクワクしました。得意な方ではないのですが、読んでみるといつのまにか抜け出せなくなる不思議な魅力があるジャンルです。そしてこのジャンルの中でも数多くの作品を世に送り出している伊藤先生の作品への出演だったのでとても光栄です。

――演じるキャラクターの魅力を教えてください
優しい雰囲気の中にどこか暗いところがあって、演じる際のバランスが非常に難しかったです。怪奇に巻き込まれながらも少し冷静にそれを見ているようなところがあるキャラクターだと思いました。

――アニメを楽しみにしている皆さんへ。
『コレクション』から『マニアック』となり、作品の不思議な違和感をより考えながら感じることができると思います。どこかでありそうでないような不気味さをぜひ最後まで楽しんでいただけるとうれしいです。よろしくお願いします!
美枝 役:小林優子

――演じることが決まってどう思いましたか?
伊藤潤二先生の『マニアック』を演らせていただく事が決まって、大変うれしかったです。というのも私、こういったテイストの作品が大好きなのです。正にドストレート!! やり甲斐を感じました。ワクワク、ドキドキ、ゾクゾクしながら待ってました〜!!って感じでしたね。

――演じるキャラクターの魅力を教えてください
演じた役 美枝は、憂いを含んだ美女で、遭難した恋人を忘れられず海を眺めている。なんとも魅力的ですてきな役どころでした。個人的に演っていて楽しかったのは、半魚人のガヤです。泡を吹いたり口をパクパクしたり、楽しかったぁ! 憂いを含んだ美女役をちょっと押さえ目に演じたので、このガヤで発散した感じです(笑)。 

――アニメを楽しみにしている皆さんへ。
最初の穏やかな海のシーンから〜人々の騒めきや驚愕〜半魚人達の阿鼻叫喚〜等合わさった出来上がり、私も楽しみです。
海って独特の匂いがありますよね。そこに打ち上げられた半魚人達って、さぞ生臭かったと思うんです。その匂いを感じていただければ…ふふふ。

「路地裏」

石田 役:鈴木裕斗

――演じることが決まってどう思いましたか?
伊藤潤二『コレクション』に続き、幼少期よりずっと愛して止まない伊藤潤二先生の作品の一部になれることが夢のようでありとても光栄で今でも伊藤潤二『マニアック』に参加させていただける事実をかみ締めては鳥肌が止まらなくなりますっ!
僕が参加する「路地裏」以外の作品も開示される度に胸の高鳴りが強くなっていて、ファンとしても1日1日この作品への想いがあふれ出て大変なことになっています(笑)。

――演じるキャラクターの魅力を教えてください
僕が「路地裏」で演じさせていただく石田はどこにでもいる普通の青年。若者らしく好奇心旺盛なところや下宿先の若く可愛らしい娘さんにドギマギしたり…そんな普通の人間が恐ろしく奇妙な出来事に理不尽に巻き込まれていく、その展開こそがまさに伊藤潤二先生ワールド!といった感じなのかなと!!(笑)。ナチュラルで柔和な石田くんの雰囲気を感じ取っていただきつつ、恐怖と相対した時の彼の表情と声色にも注目していただけたらうれしいです。

――アニメを楽しみにしている皆さんへ。
伊藤潤二先生は今現在まで記憶に鮮明に残る唯一無二の作品をたくさん描き生み出してくださっています!どの作品も一つ一つその作品にしかない魅力と怪しい輝きを持っていて、その中でも「路地裏」はまさにマニアック!なコアなファンの中でも人気の高い作品だと思います! 僕も小学生の頃初めて読み終えた後から、近所にある路地裏の細く暗い雰囲気や日が沈むことにちょっとした恐怖を感じていたのを覚えています(笑)。アニメであの路地裏がどのように描かれ恐怖を生み出し視聴者に植え付けていくのか僕も今からとても楽しみです。もうほんっとに!! 路地裏だけでなく!!! 今開示されているタイトルだけでなくこれから開示予定の作品も、全部が全部楽しみですしどの作品が来るのか気になりすぎて夜も眠れません!! どうにかしてくださいっ!!(笑)。
忍 役:うえだ星子

――演じることが決まってどう思いましたか?
これまでアニメの仕事をたくさんやってきてはいないのですが、そんな私に忍役を託してくださって、とても光栄でした。原作とアフレコ台本を何度も読み比べて、漫画や台本のせりふ、ト書きの背景にあるもの、そして伊藤先生の頭の中を想像して収録に臨みました。

――演じるキャラクターの魅力を教えてください
相手の腹の中を見透かしているようなすごみ。何を考えているのかを見せない、しれっとした佇まい。年齢にそぐわない存在感。自分の内面を見せない子って、気になって、知りたくなる。見せないことで人を惹きつけるのが、忍の魅力だと思います。

――アニメを楽しみにしている皆さんへ。
普段何気なく町を歩いていてふと路地裏に遭遇したとき、もしかして、この路地の先は日常ではないどこかに繋がっているんじゃないか。当たり前の顔をしている街並みの裏にとんでもない空間が潜んでいるんじゃないか。そんな風に想像を膨らませる面白さを教えてくれる作品です。あの場所、あのアレ(アレら)が、どんなアニメ映像になるのか。ぜひお楽しみに!

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