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ORICON NEWS
『PICU 小児集中治療室』キャスト・出演者一覧、相関図【2022年10月期放送】
志子田武四郎(しこたたけしろう)/吉沢亮
幼い頃に父を亡くしており、女手一つで育ててくれた母・南(大竹しのぶ)と二人暮らしをしている。母思いで料理上手、家事全般もそつなくこなす優しい青年だが、大事な場面で不器用さを発揮することも。ある日、勤務先の丘珠病院に新設されたPICUに異動することになり、そこでPICU医の植野元(安田顕)と出会う。駆け出しの若者である武四郎が、植野の「志子田くんにとって医者の仕事って何なの?」との問いかけに正面から向き合っていくことになる。
植野元(うえのはじめ)/安田顕
アメリカでPICU医の資格を取得し、帰国後、日本各地でPICUの整備を推し進めてきた小児集中治療のパイオニア。穏やかな口調で物腰は柔らかく、常に子どもの目線を忘れない心優しい小児科医だ。武四郎(吉沢亮)のことを“しこちゃん先生”と呼び、根気強く指導していく。はるばる北海道までやってきた植野は、日本一広大な自然を相手に「医療用ジェット機を運用する日本屈指のPICUを作る」という壮大な目標を掲げる。
綿貫りさ(わたぬきりさ)/木村文乃
植野(安田顕)に誘われPICUにやってくる。優秀な女医として上司から一目置かれる存在だったが、ある悲劇が綿貫を襲う。その日以来、心を閉ざし、仕事の評価も一転。職場では腫れ物に触るような扱いを受けるようになる。武四郎(吉沢亮)と同じタイミングでPICUにやってくるが、態度は横柄で攻撃的。未熟な武四郎のことは医師として認めておらず、「使い物にならない」と厳しく非難する。
矢野悠太(やのゆうた)/高杉真宙
医大卒業後は地元の札幌を離れ、網走で救命医として孤軍奮闘している。武四郎から“お悩み相談”の電話がかかってくるたび、「武四郎ならできるよ、頑張れ」と励ましてくれる良き理解者。頼りになる存在で、子どもの頃から周囲の人間に慕われていた。実は誰にも言えない秘密を抱えていて。
羽生仁子(はぶにこ)/高梨臨
以前は東京のPICUで働いており、植野(安田顕)との付き合いも長い。3人の子供をもつ母親でもあり、家族総出で北海道へ移住。しかし現実は圧倒的人材不足で「植野先生、詐欺じゃないですか!?」とかみつくが、持ち前のバイタリティーを武器に人員確保に奔走する。PICUのムードメーカー的存在。
河本舞(かわもとまい)/菅野莉央
サバサバした性格で髪型はいつもショートカット。頭の回転が速く優秀。友情を大切にする姉御的存在。昔から医師になることを夢見て、今は武四郎と同じ丘珠病院で小児外科医として働いている。時々近況報告を兼ねてビデオ通話で武四郎と励まし合っている。
涌井桃子(わくいももこ)/生田絵梨花
実家が経営する旅行バス会社でバスガイドとして働いている。幼い頃からずっと一緒でまるで家族のような関係だが、実は武四郎は子どもの頃から桃子のことが好きだった。当の桃子は武四郎の想いには気づいておらず全く意識していない様子で…。
東上宗介(とうじょうそうすけ)/中尾明慶
優秀で冷戦沈着。口数は少ないが情熱を秘めており、1秒を争う緊急かつ重症な患者の対応に全力で当たる。医師や看護師からの信頼も厚く、いざというときに頼りになる存在。ただ、寡黙なのは性格の他にも理由がありそうで・・・。
鮫島立希(さめじまたつき)/菊地凛子
38歳の若さにして抜群の行動力と率先力で北海道を住みやすい街にするため尽力している。ある少女の死をきっかけに、「もう二度とこのような悲劇が起きないように」とPICUの必要性を問い続けてきた。強い信念を持ち、「北海道は素晴らしい場所です。だから、ここに住んでいる子どもが、北海道が広いから、札幌が遠いから、そんな理由で命を落とすことがあってはならないことなんです」と訴える。
鈴木修(すずきおさむ)/松尾諭
武四郎(吉沢亮)の元上司。事なかれ主義であらゆることをごまかすクセがあり、誰も行きたがらないPICUに武四郎を異動させる際も、「栄転だよ!」とはやし立て、偽りの笑顔で送り出す。医師や看護師の評判は良くないが、温和な診察スタイルで患者からは大人気。
浮田彰(うきたあきら)/正名僕蔵
郷土愛が強く、東京の大学を卒業後、地元を守りたい一心で丘珠病院へやってきた。浮田の評判を聞きつけて手術をお願いする患者もいるほど腕の良い小児外科医だが、後輩には厳しく、河本(菅野莉央)をはじめ新米医師は浮田の指導に震えている。
今成良平(いまなりりょうへい)/甲本雅裕
経験豊富なベテランで、冷静な判断力と正確な麻酔技術を兼ね備え、病院内で引っ張りだこの名医だ。裏表なく竹を割ったような性格で人望も厚い。稚内から緊急搬送されてくる急患の少女の治療に当たるため、急きょPICUの応援に入る。
山田透(やまだとおる)/イッセー尾形
分厚い眼鏡をかけ、いかにも頑固そうな雰囲気をまとう。建物には年季が入り、庭は荒れ果て、診察室には古い医療機器が並ぶ。ある日、そんな山田のもとに腹痛を訴える一人の少女がやってくる。後に武四郎(吉沢亮)たちを巻き込む大きな事態へと発展していくことに…。
志子田南(しこたみなみ)/大竹しのぶ
夫を若くして亡くし、女手一つで武四郎を育ててきた。バスガイドとして生計を立て、定年後の今も体力は衰え知らずで、時折ヘルプに出ている。カラッとした明るい性格で、まるで北海道の大地のように器の大きい“どさんこ母ちゃん”だ。今はハワイに行くためにフラダンスを特訓中。