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【美ボディ大会】「もっとお尻を大きくしたい…」コロナ禍の失職で運動ゼロから一念発起、自己流ボディメイクで激変「腹筋がカッコいいと褒められる」
コロナ禍で毎日たくさんスウィーツを食べて運動していなかった
中坊愛さん 1年半前くらいにコロナ禍で仕事がなくなってしまって。家からほとんど出ない日々が続き、動くことがなくなったので、運動をしようと思ってトレーニングジムに通い始めました。コンテストを意識したのは2020年12月で、そこから本格的にボディメイクをしました。
――コンテストが気になったきっかけは?
中坊愛さん トレーニングを始めたときは、コンテストがあることを全く知らなかったのですが、いろいろわかっていくうちに、ステージに立ってみたいと興味を持つようになりました。でも、とても緊張するタイプなので、それまで人前に立ったことがなくて。恥ずかしさやプレッシャーは全く感じなかったというか、考える余裕がなかったです(笑)。実際にステージに立ったら楽しかったです。
――コンテストに向けて減量もしていますか?
中坊愛さん トレーニングを始める前は、食べることが大好き過ぎて、毎日のようにたくさんスウィーツを食べて、運動をしていなかったんです。その頃と今では、体重が6〜7キロくらい変わっています。パーソナルトレーナーは一時期つけていましたが、今は自分でトレーニングをしています。減量は食べた分を運動して落とす方法を取っているので、増えるときは増えるし、減るときは減るといった感じです(笑)。
――自己流とのことですが、どのような食事やトレーニングを行っていましたか?
中坊愛さん 1日3回、脂質を抑えた食事を心がけました。炭水化物は玄米、たんぱく質は鳥の胸肉や鰹のたたきなどで、1日の摂取カロリーは特に決めていなかったです。トレーニングは、スポーツジムで週6回、1回1時間半ほど行っていました。主に背中の筋力アップのために、ウエイトマシンやダンベル、自重で懸垂運動など、有酸素運動は特にやっていませんでした。
スタイルが整って自分に自信が持てるようになった
中坊愛さん コンテスト前は、スウィーツが食べられないのが本当につらかったです。それがストレスになっていました。だから、どうしても食べたくなったら1日だけ食べる日を決めて、その分をトレーニングして絞り込んで、また我慢する。その繰り返しでがんばってきました。でも、コンテストが終わると一気に食べてしまって、体重も一気に増えます(笑)。
――ボディメイクを始めてから、周囲からどのような言葉をかけられましたか?
中坊愛さん 「スタイルが変わった」とよく言われます。友だちから「トレーニングやってみようかな?」「私もコンテストに出てみたい」と言われることもあって、そういう言葉を聞くとうれしいですね。トレーニング仲間からは、「腹筋がカッコいい」と褒めてもらえることもあります。スタイルが整って自分に自信が持てるようになりました。
――目標にしている人はいますか?
中坊愛さん ゆんころさんです。『SSA』に出たいと思ったのは、ゆんころさんのステージを見てキレイでカッコいいと思ったからで、憧れの存在です。
――今自信のあるボディパーツは?
中坊愛さん 予選のときより絞れてなくて、いまはないです。ドライ感があまりなくて、水分が残っている感じがしてまだまだだなと…。コンプレックスはお尻で、もっと大きくしたいです。筋トレでボリュームアップしていきたいと思っています。
――ボディメイクをやって良かったことはありますか?
中坊愛さん 食事に気をつけるようになったことですね。以前に比べて体調がすごく整って、朝スッキリ起きられるようになりました。日々の生活が改善されて、健康的になっている気がします。あと、人前に出ることが苦手だったのが、内面的にも変わってきています。
――これからもコンテスト出場は続けていきますか?
中坊愛さん 目標は特にないのですが、楽しいと思えている間は、コンテストに出場し続けたいと思います。
(文/武井保之 写真/片山よしお)