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【青天を衝け】吉沢亮、草なぎ剛は「大スター」 “尊敬の念”が栄一と慶喜の関係性にリンク

吉沢亮

 俳優の吉沢亮がこのほど、大河ドラマ『青天を衝け』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)のインタビューに応じ、慶喜(草なぎ剛)、ディーン・フジオカ(五代友厚)らとの共演について語った。

 パリ編が終了し、いよいよ明治に入っていく本作。薩摩出身の五代とは、これまで直接的な関わりはなかったが「東の渋沢、西の五代」とも称される通り、実業家として物語に絡んでいくことになる。
 その五代を演じるディーンについて吉沢は「前回(連続テレビ小説『あさが来た』)も同じ大森美香さんの脚本で五代さんをやられているので、染み付いている感じと言いますか。ディーンさんでもあり、五代さんでもある(笑)。すごく共存している感じがあり、ディーンさんと五代さんの人柄が魅力的ですし、やっていて気持ちいいなと思います」とディーンと五代のリンクを肌で感じ取っている。

大河ドラマ『青天を衝け』より(C)NHK

大河ドラマ『青天を衝け』より(C)NHK

 一方で、栄一の人生を導いてきた慶喜は、駿府で謹慎することになるが「将軍になる前から尊敬している人で、これからも尊敬している人に変わりはないです」と2人の関係性もこのまま続いていくという。
 「この作品は全体を通して、栄一と慶喜の2人の線で描いてきた作品。2人の関係性はものすごく大きなテーマで、例えば栄一と喜作(高良健吾)。慶喜と円四郎(堤真一)のように、2人の関係性を色濃く描いているので、栄一と慶喜の関係性も色濃く残っていくんじゃないかと思います」。
  • 大河ドラマ『青天を衝け』より(C)NHK

    大河ドラマ『青天を衝け』より(C)NHK

  • 大河ドラマ『青天を衝け』より(C)NHK

    大河ドラマ『青天を衝け』より(C)NHK

 その慶喜を演じる草なぎの存在感を聞かれると「この業界に入る前から見ていた大スター。栄一から慶喜への尊敬と、吉沢亮と草なぎさんへの尊敬は、形は違うけどリンクしている部分はある。役者としての草なぎさんを見させていただき、すごい方だなと思っていたので、そこへの憧れや関係性が自然と出ればいいなと思ってやっています」と語った。
 明治以降での大きな出会いについては「やっぱり岩崎弥太郎さん(中村芝翫)は強烈な出会いかと思います。目指している理想の世界は一緒なのに、アプローチは真逆で、真っ向から対立する」とし、芝翫との演技合戦は「威圧感といいますか、歌舞伎役者さん特有の声の出し方もあり、ただ者ではないというのが出ていてすごいです」と圧倒されながらも、自身の持てる力を振り絞り、全力で栄一と向き合っている吉沢が、共演者たちとどのような芝居を繰り広げるのか、明治の世になってからも注目だ。

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