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「カネ目当ての寄生虫め!」時代錯誤なモラハラ夫、娘が号泣して…洗脳が解けた専業主婦の反撃

 配偶者からのモラハラに苦しみながらも、「子どもたちが巣立つまでは」「自分さえ我慢すれば…」と耐える妻は多い。しかしモラハラの刃は得てして子どもにも剥くものだ。モラハラへの逆襲に立ち上がった実体験を綴り、Twitterで共感を呼んでいる『ウチのモラハラ旦那&義母、どーにかしてください!闘う嫁のサバイバル術』(KADOKAWA刊)の著者・maronさんに、家庭内モラハラが子どもに及ぼす影響について聞いた。

モラハラの矛先が娘にも…、母親の態度に号泣する娘の心境

──著書によると、夫&義母への反撃に立ち上がったきっかけは娘さんたちへのモラハラだったとか。

maronさんはい。子どもが反抗期を迎えるのは自然なことですよね。長女も小学校高学年頃には親に反論するようになり、私としてはそれも成長だなと思っていました。だけど旦那は自分に刃向かってくる相手は即敵認定。「誰の家に住んでると思うんだ。俺のいうことを聞けないなら、家賃を1日500円俺に払え!」とか言い出したんです。

──それは本気で?

maronさんあまりに幼稚で呆れますよね(苦笑)。ほかにも、旦那が帰宅したときにテスト勉強中だった娘が顔を上げずに「おかえり」と言ったところ、いきなりキレて「お前は中学を出たら働かせる。高校には行かせない!」などと怒鳴り散らしたこともありました。それが、「もうこの人の言うことは聞いてられない」と確信した決定打でした。

──娘さんたちはお父さんのことをどう思ってるのでしょうか?

maronさん分別がつく年になれば、理不尽なことを言われたら「どう考えてもお父さんがおかしい」とわかるようになりますよね。ただ私も旦那の収入で生活していることに引け目を感じてたところもあったので、「お父さんは仕事で疲れてるからね」と旦那の顔を立てたりして。長女はそれがすごく嫌だったみたいで、あるとき「お母さんはお父さんの味方ばかりする」と泣き出したことがありました。今思うと、本当にかわいそうなことしてしまった…と反省しています。

「女の子が教育を受けてもロクなことがない」義母の男尊女卑の考え方

──長女さんは今年春、無事高校に入学されたそうですね。

maronさん旦那は一銭も進学費用を出さなかったので、学資保険とフリーの仕事で入ってくる私の給料と貯金でなんとか工面しました。ただ私も次女の出産タイミングで正社員を辞めていたので経済的にギリギリで、別居に向けて貯めていた引越し費用もなくなってしまいました。

──旦那さんは娘さんたちの教育をどう考えているのでしょうか?

maronさんたぶん夫の母親(義母)の影響もあると思うんですよね…。義母は、「女の子が教育を受けてもロクなことがない」みたいなことを平気で言う人なんですよ。そのくせ義弟の息子2人には甘々で、「大学まで出してあげなさいよ」「通うのが大変だったらうちに下宿すればいいじゃない」などと言う。お祝い事も盛大にやりますしね。うちの娘たちの誕生日などはスルーなんですが。ようは徹底的に男尊女卑なんです。もちろん同居する嫁は家政婦以下。人権は一切ありません(苦笑)。

──すべての元凶は時代錯誤な義母だった?

maronさんただ私も昭和生まれなので、多少はそういう価値観にも触れているんです。うちの実家はそれほど亭主関白ではなかったけれど、たとえばお盆やお正月に親戚が集まったときにお母さんやおばさんは忙しく立ち働いているのに、男の人たちは宴会をしているといったようなこともありましたから…。

──共働きも多く、また専業主婦も労働者であるという価値観が定着した今は、ちょっと違和感のある風景ですよね。

maronさん夫の実家では、現代でも男尊女卑の考えが当たり前なんです(苦笑)。娘たちにはそんな空気を肌で感じてほしくないので、なるべくその集まりに連れて行かないようにしています。価値観の更新が止まっている義母のもとで育ったから、旦那もモラハラ体質になってしまったのかな…と思うことはありますし。負の連鎖はこの代で断ち切りたいですね。
ウチのモラハラ旦那&義母、どーにかしてください!闘う嫁のサバイバル術』(外部サイト)
Maron(著)/高田真弓(イラスト)
KADOKAWA刊

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