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コロナ禍でサイゼリヤが「帰るべき故郷」に 在日イタリア人が発信するアレンジ術に「明日のお昼が決まった」

 イタリア・ピエモンテ出身の日伊通訳者であるマッシさん(@massi3112)がTwitterに投稿している「サイゼリヤの美味しい食べ方」が話題を集めている。例えば、「熟成ミラノサラミ」と「ミニフィセル」をさらに本場イタリア流にするアレンジ方法など、日本在住14年目で現在は金沢で暮らす彼が投稿するさまざまな“美味しい食べ方”には、「ぬわーーーっっっ次行った時絶対やろ!!!」「こういう食べ方があるんですね!」「明日のお昼御飯が決まりました」「もうこの食べ方でしか食べられないってくらい美味しかったです」などと多くのコメントが寄せられ、さらには漫画化の話も。本場の美味しい食べ方を紹介しようと思ったきっかけや、「サイゼリヤ」への思いについて、マッシさんに話を聞いた。

日伊通訳者として、言葉だけでなくサイゼリヤでふたつの国の懸け橋になれてうれしい

  • 画像提供:マッシさん

    フォロワーの方々と「サイゼリヤの美味しい食べ方講座も」マッシさん

――「サイゼリヤの美味しい食べ方」の投稿には、「求めていたものがサイゼリヤにあった」「これ見てサイゼリヤに来てしまった」「真似したらめちゃくちゃおいしかった」と、実際に試された方々の声が多く見られました。このような反響をどう感じていますか?

マッシイタリア人として当たり前にしていたことで、こんなにたくさんの人を感動させることができるなんて、僕自身も感動しています。日伊通訳者として、言葉だけではなく文化の違いを訳すことも多いので、今回のこともふたつの国の架け橋になれたと喜んでいます。

――マッシさんが、こういった“サイゼリヤアレンジ”をするようになったきっかけは?

マッシきっかけは特には無くて、イタリアでは当たり前の食べ方だったので、同じことをしただけなんです。そのときに一緒にいた日本人の友達が、びっくりして真似をして喜んでいました。それを見て、日本では当たり前のことではではないんだということに気がつきました。

――「サイゼリヤ」にはどのくらいの頻度で行っているのですか?

マッシ週に1回くらいのペースで行っていますね。マルゲリータ、パルマ風スパゲティもしくはアラビアータ、プリンは、必ず注文するメニューです。

――ほかにもたくさんのイタリアンレストランがある中で、なぜ「サイゼリヤ」だったのでしょうか?

マッシ僕にとって、イタリアンチェーン店は「サイゼリヤ」しかないですし、今住んでいる金沢では特にそうです。味も店内も音楽も完全にイタリア、さらに驚きの低価格なので、とても通いやすいです。

「サイゼリヤ」で衝撃を受けたのは「たらこスパゲッティ」 ピザは本場のピッツァと大差ない

――本場のイタリア料理にはないけれど、「サイゼリヤ」で衝撃を受けた一品はありますか?

マッシ「たらこスパゲティ」です! たらこと海苔を使ったソースのパスタは、イタリアでは食べたことも見たこともありません。

――これまで5回に渡って「サイゼリヤの美味しい食べ方」を紹介されていますが、今現在、試作中の「美味しい食べ方」がありましたら、ぜひ教えてください。

マッシ試作中のものは、特にありません。ただ、例えば、カリッとポテトを刻んでソーセージピッツァに乗せて、そこにオリーブオイルをかけると、よりイタリア風に仕上げることはできますね。同じ作り方のイタリア現地の本場のピッツァと「サイゼリヤ」のピッツァを比べても大きな差がないということを、これからも写真で紹介して載せていこうと思っています。

――最後に、マッシさんにとって「サイゼリヤ」とは何ですか?

マッシ僕にとって「サイゼリヤ」とは、“帰るべき場所・故郷”ですね。
マッシ
Twitter @massi3112 
Note サイゼリヤの完全攻略マニュアル
https://note.com/massi311283/n/ncd5b81360362

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