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小出恵介、役者として生きていく覚悟「70歳を過ぎてもやりたい」 “直談判”で映画復帰

目標は口にする「レッドカーペットを歩きたい」

 今後の国内、国外での目標を聞くと「日本でいうと、まずはゼロからやらせていただく気持ちで作品に臨んでいきたいです。4年の月日が流れましたので、真摯(しんし)な気持ちで表現に向き合いたいですし、心の変化を演技に出していきたいです」と内面の変化を見てもらいたいという。

 海外では「レッドカーペットを歩きたいです」と宣言。「ワールドプレミアでレッドカーペットを歩く。これは具体的な目標として目指したいです。これだけは具体的に言葉にするべきだと思いました。これまでの道のり、日本での活動も含めて一歩一歩頑張りたいです」と目標は高い。

 この高い目標も、海外に出たからこそ抱けるようになった夢だともいい「日本の俳優も海外で通用すると思います。本格的に海外進出する俳優はこれまで少なかったように思いますが、ほかのアジアの国はどんどん挑戦していますし人数も多い。(日本で)影響力を持った方が行くということが大事だと思っているし、存在感も示せるはず。僕も、その一端が担えたら(笑)」と世界を目指す俳優人口が増えることを願う。
 日本を一度離れたことは、小出のこれからの人生にはプラスに働いたと自身も考えており「なによりも自分のことを冷静に見ることができました。行き過ぎていたこと、社会性含めて足りなかったことを学び、感じる時間になりました」と貴重な時間になった。

 そして、何よりも応援してくれているファンの存在を忘れない。「僕のファンの方々には温かい言葉をかけていただいています。『待っている』という言葉もいただきました。今後は、直接お目にかかれる機会も出てくるので、自分の姿をまた見ていただき、感謝の気持ちをお返ししていきたいです」。

 自分自身の心と向き合い、表現者として日本、そしてアメリカで挑戦する決意を語った小出。今回の復帰作が、今後70歳を過ぎても役者として活躍する第1歩になることを切に願う。
◆小出恵介(こいで・けいすけ) 1984年2月20日生まれ 東京都出身
2005年、日本テレビ系ドラマ『ごくせん』でデビュー。同年、映画『パッチギ!』に出演し注目を集める。以降、TBS系ドラマ『ROOKIES』、フジテレビ系ドラマ『のだめカンタービレ』、NHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』、映画『僕の彼女はサイボーグ』、映画『風が強く吹いている』などさまざまな作品に出演。

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