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前山剛久presents「泣きたい夜のディズニー映画」5選 『わんわん物語』『ライオン・キング』、大人になった今わかるメッセージ

この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。
⇒この記事をオリジナルページで読む(4月20日掲載)

前山剛久

『ヒプノシスマイク‐Division Rap Battle‐』や『刀剣乱舞』など2.5次元作品で活躍し、今年上演予定の『王家の紋章』『マイ・フェア・レディ』では初めて帝国劇場に立つ注目の俳優・前山剛久さん。彼が幼少期から愛し続けているのが「ディズニー作品」。名作のアニメからドラマやドキュメンタリー、アプリゲーム『ディズニー ツイステッドワンダーランド』まで、ありとあらゆる作品をチェックしている前山さんに、「泣きたい夜に観るディズニー映画」をテーマに、ディズニー愛をたっぷりと語っていただきました。

※物語の内容に触れる描写がありますのでご注意ください

撮影:KOBA 取材・文:東海林その子

幼少期から見ていたのは『アラジン』『チップとデールの大作戦』

――まずは、前山さんがディズニーを好きになったきっかけを教えてください!
物心ついた頃から見ていたんですけど、家族旅行をしたときに、ホテルのバーカウンターみたいなところで『アラジン』が流れていたんです。3、4歳くらいだったんですが、すごくきれいで感動したことを覚えていますね。昔は親にレンタルビデオ屋さんに連れて行ってもらって、よくビデオを借りていたので、気づいたら好きになっていました。『チップとデールの大作戦』がすごく好きで、親に「またそれ借りるの?」って言われるくらい(笑)、同じ巻を何回も借りて観ていました。

小学生のときには、金曜の朝に『ディズニータイム』(テレビ東京系で2000年から2012年まで放送。東京ディズニーリゾートの情報を紹介するディズニー公式番組)という番組がやっていたんです。大阪に住んでいたからディズニーランドにはなかなか行けなかったけど、番組で紹介された“隠れミッキー”の場所を勉強していましたね。
――初めて東京ディズニーランドに行ったときのことは覚えていますか?
すごく楽しくて、遊びすぎてクタクタになった記憶があります。全部の乗り物が素晴らしいし、当時はディズニーシーが出来たばかりだったのですが、行くと海外に来たような気持ちになれて感動しました。確か小学5年生だったと思うんですけど、隠れミッキーの場所を友だちに教えてイキってました(笑)。
――幼少期からこれまでで、ディズニーから離れたタイミングはなかったのでしょうか?
なかったですね。定期的に新作映画が公開されて、『トイ・ストーリー』のようにシリーズで続くものもあるし、それにディズニーのキャラクターって街でもよく見かけるじゃないですか。今この質問をいただいて気づきましたけど、そうやってディズニーのことを考え続けられるのがすごいし、それがずっと好きでいられる理由でもあると思います。

キーワードは「優しさ」「わかりやすさ」「脚本力」

――前山さんにとって、ディズニー作品の魅力はどういったところにあるのでしょうか?
“優しさ”ですかね。僕、本当に優しい少年だったんですよ(笑)。だからディズニーの世界がしっくりきたんです。キャラクターの性格も映像を見ればすぐ把握できて、“分かりやすさ”も魅力だと思います。僕、『週刊少年ジャンプ』の作品も好きなんですけど、観るときに覚悟が必要だったり、結構頭も使うんですよね。でもディズニー作品はどんなときでも流しておけるから、同じものを何度リピートしても楽しめたんだと思います。

最近はDisney+(ディズニー公式動画配信サービス)で『チップとデールの大作戦』を見直しているんですけど、今見ても楽しいんですよ。小さい頃に楽しめるだけでなく、大人になっても癒やされるんですよね。
――大人になったからこそ分かる面白さもありますよね。
そうなんです。大人になってからは“脚本力のすごさ”を感じます。Disney+でピクサーの舞台裏を描いたドキュメンタリーを観たら、髪の毛をどう描くか、顔をどういう造形にするかとか、それぞれを担当するスタッフひとりひとりにフォーカスを当てていて。『ソウルフル・ワールド』というアニメ映画では、ジョーというニューヨーク出身の黒人男性が主人公だったんですけど、キャラクターのリアルを描くために脚本の段階でディスカッションをしているんです。そこで人種的にも多様なスタッフを集めて会議をしていることにすごく感動したし、だからこそたくさんの人の心に響くものを作れるんだなと思いましたね。

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