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第44回『日本アカデミー賞』受賞結果一覧
作品賞
内田英治監督
「映画が好きで、5歳ぐらいからずっと映画監督になりたくて、ずっと小っちゃい映画をやったりしながら、脚本を書き、草なぎさん、樹咲さんがこの脚本を読んで、森谷(雄)さんも読んでいただいて、徐々に徐々にそして公開して、当初は本当に何の後ろ盾もない映画だったんですけど、見ていただいたひとりが、ひとりまた2人、3人と増えた。本当に何か映画って、ひとりでは作れないんだなって、スタッフと役者そしてやっぱり観客、観客があってこそのやっぱり映画なんだと思いました。今回は本当にありがとうございました」
森谷雄プロデューサー
「スタッフ、キャスト全員が同じ方向を向いて作り上げた作品です。草なぎさんの眼差し、服部さんの眼差し、それを見つめている内田監督の眼差し、そして全スタッフの眼差しがひとつなってこの作品になったと思っています。そして、このコロナ禍で、劇場に足を運んでくださった観客の皆さんの眼差しがですね、また、ひとつなって、最優秀作品賞に導いていただいたと本当に思っております」
草なぎ剛
「マジか!?って感じですよね。いいんすかっ!?どうしようかな、これ。奇跡起こるんだなって。そうですね、あきらめたりしないで、一歩ずつというか、また、たまに振り返ることも人間誰しもあると思うんですけど、またそこから少しでも進むと、何かいいことあるんだなと思って、本当に素晴らしい賞をいただけて、本当に皆さんに感謝していますし、大変な世の中ではあるんですけど、皆さんとともに一歩ずつ、進んでいきたいなと思っています。本当にこの映画を愛していただいて、ありがとうございました」
服部樹咲
「この作品に参加できて、本当によかったなって思いますし、映画館に足を運んでくださった方々やSNSなどで盛り上げてくださった方などに感謝の気持ちでいっぱいです」
【作品紹介】
アニメーション作品賞
岩上敦宏氏
「話題賞というのは、エンターテインメントに関わる者としては、本当にうれしい賞だなとそう思っております。アニメは、本当に多くの方々で作ってますので、私が代表してここで受け取らせていただいていますけれども、鬼滅の刃のこの1年間を振り返ると、受け取った私が言うのも変かもしれませんけど、話題賞にふさわしい作品だったんじゃないかなとそう思っております。無限列車編は、多くの方にご覧いただけましたし、吾垰呼世晴先生の漫画も週刊少年ジャンプで堂々完結し、コミックスも大ヒットし、様々な商品化や企業コラボや、日本中のファンの皆さんを楽しませてくれた、そんな作品じゃないかなと思っております。この素晴らしい作品に、われわれは、アニメ製作チームとしては、これからも取り組んでいきたいと思っております。ufotableでは、無限列車編の続編を絶賛制作中ではありますので、これからも鬼滅の刃ファンのみなさんに楽しんでいただけるように取り組んでいきますので、ぜひ応援をよろしくお願いいたします」
【作品紹介】
吾峠呼世晴氏の漫画を原作に2019年4月から放送されたTVアニメの続編となる作品で、社会現象を巻き起こした。昨年末、19年ぶりに日本の歴代興行収入の1位記録を塗り替えたことは記憶に新しく、現在も興収365億円(1月25日発表)を突破し動員を伸ばし続けている。TVアニメの最終話からつながる劇場版は、鬼が乗っ取った“無限列車”を舞台に、主人公・炭治郎と炎柱・煉獄杏寿郎らが鬼と戦うストーリーが展開されている。
-優秀アニメーション作品賞- >>>作品紹介
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
『映画 えんとつ町のプペル』
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
『ジョゼと虎と魚たち』
『STAND BY ME ドラえもん 2』
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
『映画 えんとつ町のプペル』
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
『ジョゼと虎と魚たち』
『STAND BY ME ドラえもん 2』
優秀監督賞
若松節朗監督
「やりました!愚かな過去の歴史を変えることはできませんが、映画なら未来を変えることができるかもしれない。尊敬する大林監督がこんなことを仰っていました。福島は、まだまだ帰還できなくて苦しんでいる方々が、たくさんいらっしゃいます。この映画が、語り部として、いつまでも残ってくれれば良いなと思っております。今日はありがとうございました」