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弘中綾香アナウンサー、“DD(誰でも大好き)”貫くアイドル道 ももクロ・ハロプロ・K-POP
“ハロヲタ”デビューで「まさに沼にハマる感じ」 メンバーも曲も刺さりまくる
ももクロちゃんは、とにかく一生懸命なところに心が洗われます。アイドルというと“前髪は1ミリもズラしたくない”みたいなイメージがあったりしますが、ももクロちゃんは私たちと一緒になって楽しんでくれる。そして私にとっては年下の女の子なので、彼女たちがあそこまで頑張っている姿がすごく活を入れてくれますね。
坂道は、独特な世界観がブレないのが非常にいいなと思っています。衣装やミュージックビデオも完成度が高いですし、楽曲もちょっと聴いたら「あ、これは坂道ですね」と分かるほどで。コンセプチュアルな部分が一貫していることにすごく安心感があると思います。
K-POPは歌と踊りだけじゃなく、自己表現や自己プロデュースとか、それこそ表情管理(楽曲などにあわせて表情をコントロールすること)といわれるもののクオリティーが高い。外から見えているものはものすごくキレイで、すごいことをやっているのですが、そこに行き着くまでの話を聞いていると、やはり壮絶な努力をしていて。この世界に入ってからみなさんのプロ意識の高さを垣間見ることができて、それがすごく励みになるというか、「頑張んなきゃ〜!」と思いますね。
本当にここ最近ですけど、ハマっています。ハロプロはひとりひとりの完成度が高い。ひとりひとり個性も強いですし、もちろん全員パフォーマンスのレベルが高くて、楽曲もいい。(自分の)年齢が上がっていくにつれて聴きたい曲が変わってきたというのもあるかもしれないですが、ハロプロさんの曲や歌詞が刺さる年代に入ってきたなと思いますね。
――好きになったきっかけはJuice=Juiceさんの『「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?』という楽曲ですよね。
そうです。まさに沼にハマる、という感じでした。「この曲もいい、あの曲もよかった」とか、「え? この子がいいと思ったらもう卒業してた……」「このあいだ入ったと思ったのにこんなに垢抜けてる!」とか、そういったうれしい発見や誤算が、ひとつ見始めたら次々とたくさん出てくるんです。
Juice=Juice『「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?』
今の推しは…… 個の歌唱力で魅せるJuice=Juice、芯ある強さのTWICE
まず、Juice=Juiceですね。本当にひとりひとりソロでやっていけるくらい歌がうまい子が集まってグループをやっているので、穴がないというか。ライブに行って思いましたけど、本当に歌がうまい。ずっと聴いていられるなと思いました。
はい。佳林ちゃんは中心メンバーだったので、卒業する寂しさはもちろんあったのですが、ご本人がすごく前向きな卒業とおっしゃっていたし、抜けたあとにグループやひとりひとりがどう変わっていくのか楽しみだなとも思っています。
私はハロプロの良さって、新陳代謝というか、入れ替わりが激しいところにもあると思っているんです。メンバーが固定されていない分、みんなが刺激を受けて成長する過程が見られて、「ちょっと目を離した隙にあの子がこんなに変わっていた!」ということがすごく多い。だから、「気を抜いていられない!」というのがありますね(笑)。
山崎あおいさんの曲や児玉雨子さんが書かれた歌詞がすごく好きです。『微炭酸』(山崎あおい作詞・KOUGA作曲)とか、女の子の“大好き”だけじゃないドロッとした部分とか、あんまり人に表立って言えるものじゃないところを描いた歌詞に共感できる。そこをピンポイントに押さえてくるところが、非常にいいなぁと思います。
Juice=Juice『微炭酸』
TWICE『Feel Special』
そうですね、その華麗なる方向転換にグッときています。私が『ミュージックステーション』を担当していた頃に出演していたときもものすごくかわいかったのですが、今は今ですごくセクシーだし、女の子が見ても「うわ〜! 美しいな〜!」って思ってしまう。MVとか何度も見ちゃいます。私が今、しっかり聴いているグループでいうと、この2組です。
今は結構いっぱいいっぱいですけど、強いて言うならアンジュルムですね。最近ライブにも行ったのですが、Juice=Juiceとはまた違ってパワフルでダンスもガシガシ踊るし、パワーをくれる感じがあります。元気なときはアンジュルムを聴きたいけど、元気じゃないとき・普通なときはJuice=Juiceを聞きたいという感じ(笑)。アンジュルムは背中を押してくれる曲が多いのかなというイメージがあります。特に『忘れてあげる』が好きです。
アンジュルム『忘れてあげる』