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長谷川京子「20代は葛藤と苦悩の連続だった」ステイホーム期間で変化した価値観

  • 先月、YouTubeで自宅を公開したことも話題になった長谷川京子

    先月、YouTubeで自宅を公開したことも話題になった長谷川京子

 今年でデビュー20周年を迎えた長谷川京子。これまでトップモデル、トップ女優、CM女王と着実にキャリアを積んできたが、去年からバラエティ番組のMC、写真集発売、先月にはYouTubeチャンネル開設と、さらなる新境地を開拓し続けている。20代の頃は葛藤と苦悩の連続で「自分の粗探しばかりしていた」というが、どのように乗り越えたのだろうか。いつまでも挑戦を止めない長谷川に、その根源を聞いた。

在宅期間で取捨選択できた“本当に必要なもの”とは「危機感を持っていても何にもならない」

――現在、出演中のバラエティ番組もリモート収録になるなど、仕事や生活に大きな変化があったかと思いますが、ステイホーム期間はどのように過ごされていましたか。

長谷川京子子どもの勉強を見たり、公園に行ったり家でゆっくり過ごしたりしていました。自身を見つめ直す時間が多くなったことで、本当に必要なものの取捨選択が出来るようになりました。これからの人生において、たくさんのものを抱え込まずにもっとシンプルに生きられるのではないかと思っています。

――“本当に必要なもの”とは?

長谷川京子自愛はとても大事だと思っていて、こんなにいろんなことが世の中で起こっている中で、自己肯定がないと周りや環境に振り回されてしまうと思います。私たちの時代って自分の欲を抑えて人のために、という考え方だったんですけど、私は母親に「あなたはダイヤモンド。今は普通の石でも、磨けば磨くほど際限なく光り輝く」と小さい頃から言われて育ったので、この歳になっても根拠なく自分は何でも出来ると思っています。

――先月にはYouTubeチャンネル開設されて、話題になりましたよね。

長谷川京子外出自粛中に発信出来る場を考えていた時に、一度撮影現場の様子を撮って編集してみたらすごく面白くて、YouTubeを始めるイメージが湧いたんです。インスタグラムはもう何年もやっていますけど、YouTubeはもっとパーソナルな部分を表現できる場というイメージです。

――反響はいかがですか。

長谷川京子本当に親しい人たち以外の反応はあまり聞かないようにしているのですが、私らしくて楽しかったよ、と言ってくれる人が多いです。YouTubeは賛否が分かれる場だと思いますが、正解はないと思うので、新しいものに挑戦していくという意味では今のところ楽しんでいただけているかな、と思っています。

――YouTubeならではの自由度は感じますか。

長谷川京子感じます。ただ、YouTubeの自由度よりも自分が自由じゃないな、と感じました。何でもやっていい場なのに、やはり今まで自分が作り上げてきた自分というものを崩せない、というのがありました。ただ、楽しくもありますね。人を貶めたり不快にしたりするものでなければ、何をやってもいいんだから。今まで思いついたことでも、「これは違うかも」「常識的ではない」と思っていたことでも、それを抑える部分を無くしてやれるので楽しいです。
――常に新しいことに挑戦されている印象ですが、そのバイタリティの根源は何なのでしょうか。

長谷川京子未知の世界への期待感です。同じところに留まっている方が自分が進化していない気がして、私は成長欲求がすごく高い方だと思うんです。こうでなければいけない、というのがまず無いですし、勇気は必要だけど、初めの一歩が大事ですよね。失敗したらしたで次頑張ればいいと思っています。

――以前のインタビューでは「結果を残さないと次がないという危機感がある」と仰っていましたが、今でも危機感を感じることはありますか?

長谷川京子なくなりましたね。今回のステイホーム期間を通じて、危機感を持っているだけでは何にもならないと気づかされて、幸せの在り方や価値観は確実に変わりました。もちろん危機感を持ってやることも必要だと思うんですけど、今は楽しいことだけをやりたいと思っていますし、楽しくないのにやるのは逆に失礼かなと思っています。

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