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“くびれ”企画が大反響の安倍乙、不安とプレッシャーはねのけ「正統派」より「さらけ出す」勇気

安倍乙

正統派女優から逸脱? 加藤浩次の「さらけ出すほうが向いている」との言葉で吹っ切れた

  • 『それって!?実際どうなの課』の“くびれ”企画

    『それって!?実際どうなの課』の“くびれ”企画

――ひとつのことに一生懸命打ち込む姿は、人の心を動かしますよね。

安倍乙 観てくださった方が、「自分もあきらめずに頑張ろう!」と思ってもらえたら嬉しいです。

――安倍さんは現在、『劇団4ドル50セント』に所属しながら、多方面で活躍。とはいえ、ここに至るまでは何度もオーディションに落ちたり、夢をあきらめそうになる瞬間もあったとか。

安倍乙 たくさんありました。これからもきっとそういう瞬間が訪れることがあると思うけど、今回の番組を通して精神的にも成長できたことで、「絶対に乗り越えられる!」という自信につながりました。

――劇団、ドラマ、バラエティ、グラビアなど幅広く活躍していますが、これまでの活動を振り返ってみると?

安倍乙 もともと「いつか朝ドラに出たい」と思っていましたし、「女優として正統派でやっていくのかな」と最初は思っていたんですけど(笑)。ラジオで共演させていただいた加藤浩次さんに、「さらけ出すほうが向いている」と言っていただき、そこから気持ちが切り替わったんです。自分の思っていることをどんどん発信していこうと吹っ切れるようになり、『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)などにも出演させていただきました。

――そんな経緯があったんですね。

安倍乙 はい。一時は、「女優の仕事よりバラエティとかグラビアに寄りすぎなんじゃ…?」 とも思ったけど、加藤さんに「若い頃はなんでもやったほうがいい!」と言っていただけて。確かに、バラエティから立派な女優さんになられている方もいるし、今はとにかくいろんなことにチャレンジして、経験を積んでいきたいなと思っています。

“石原さとみ似”と話題になった当初、「逆に自分の個性をしっかり磨いていこう」

安倍乙

――当初、「石原さとみさんに似ている」と言われることも多かったと思いますが、ご自身ではどう思っていたんですか?

安倍乙 女優さんとしてもひとりの女性としても尊敬している素晴らしい方なので、もちろんうれしいですし、光栄だと思っていました。ただ、石原さとみさんは石原さとみさんだし、自分は自分だし…。まったく違う人間なので、「○○に似ている女優」ではなく、“安倍乙”個人として認識してほしいという思いがありましたね。だから、似ていると言われることで、逆に自分の個性をしっかり磨いていこうという気持ちが強くなりました。

――今後、女優として目指すところとは?

安倍乙 今回の番組でもそうだったんですけど、私は喜怒哀楽が激しくて、それが良くも悪くも顔に出やすくて。負けず嫌いだし、『ロンハー』のときみたいに、悔しいという感情が涙として溢れ出してしまうんです。でも、自分を取り繕うよりも感情をむき出しにすることが演技にも通じると思ったので、いろんな役に挑戦してどんどん自分の殻を破っていきたいと思います。

――演じてみたい役柄などはありますか?

安倍乙 アルゼンチンの映画で『永遠に僕のもの』という作品があって。主人公はサイコパスで、いろいろと問題を抱えているんですけど、ぜひそういう特殊な役をやってみたいです。

安倍乙

――演技をするときは役柄に入り込むタイプ? それとも切り替えられるタイプ?

安倍乙 切り替えられるタイプですね。役柄に引っ張られるようなことがないですし、演技でネガティブな感情になったとしても、ポジティブな映画を観たりして、自分で切り替えるようにしています。

――最後に読者にメッセージをお願いします。

安倍乙 みなさんと一緒に頑張れるような、親近感を感じられる存在になりたいです。私を見てくれた方の背中を少しでも押せたり、勇気づけられたらいいなと思います!

(写真:田中達晃/Pash 文:星野彩乃)

『それって!?実際どうなの課』

7月8日(水)後11:59〜 中京テレビ・日本テレビ系

Profile
安倍乙(あべ・おと)
2000年1月18日生まれ。大阪府出身。2017年より秋元康プロデュース『劇団4ドル50セント』の劇団員として活動。乃木坂46・齋藤飛鳥主演の映画『映像研には手を出すな!』(2020年公開)への出演を控える。テレビ朝日系『ロンドンハーツ』“ロンハーに時々呼ぶかもしれない女性タレントオーディション”が話題となったほか、雑誌『with』のレギュラーモデルを務めるなど、女優業を中心にモデル・グラビア・バラエティとマルチに活躍。
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