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明日花キララ女性人気の理由とは プロデュース下着即完売に美容クリニック開業も「こだわり強い」
「明日の自分が今日よりかわいくなかったら嫌」ストイックな美意識の根源にはコンプレックスも
女性がワクワクできること、男性でも明日花キララを身近に感じられることを軸に、徹底的に細部までこだわっているという。
「私、こだわりが強いって言われるんですよ。商品もそれを着て自分が映る写真も、絶対に妥協せず作っていきたいという気持ちがあります。美しさを保つことも、そのこだわりの1つなんです。明日の自分が今日よりもかわいくなかったら嫌だ、今日よりも明日かわいくなっていたいという思いがありますね。”劣化したね”とは、絶対言われたくないなって。職業柄、写真を撮られる機会が多いので、少しの体重の増加も手抜きもすぐわかっちゃうんです。それが許せないから、モチベーションが高く持てるのかなと思います」
撮影では、照明の微妙な角度・明るさから、スカート丈の長さはミリ単位までこだわる。そんな彼女のストイックな美意識の根源には、コンプレックスがあるという。
「私はもともと骨格が太くて、身体がごつく見えてしまいがちなのがずっとコンプレックスでした。でも、コンプレックスをただ嫌いなものにしてしまうのではなく、だからこそ華奢に見える角度を考えたり、可愛く見せるための研究をしたりするようにしています。コンプレックスがあっても、良いところを見せる努力をしていくのが大事だと思っています。可愛い瞬間って誰にでもあるから、その表情を多めに見せるだけでも、可愛くなれたりすると思うんですよ。人と比べてしまうこともあるけど、そこで落ち込むんじゃなくて“じゃあどうしたらこの人みたいになれるか?”っていう目標にしています」
アイドル活動で培った精神力、総フォロワー380万のSNSでも「どう言われても信念は曲げない」
「SNSで傷つくこともありますが、1つ1つの活動にこだわり抜いて向き合っているので、周りからどう言われても信念は曲げないです。今までの芸能活動では、壁にぶつかることもたくさんありました。アイドルグループ(恵比寿★マスカッツ)のリーダーとして活動していた時も、何十人もの女の子の意見をまとめることにとても苦労して、自分には向いていないかも、と悩んだ時もありました。もともと、人前で話すこともそんなに得意じゃないんです。それでも、悩みながらやったアイドル活動のおかげで、バラエティでのトークスキルやチームワークなど、振り返ると今の活動に活かされていることがたくさんあるんです」
順風満帆に活動しているように見える彼女も、悩みを抱えること、心が折れそうになる時もあるという。それでも彼女がいつでも輝いて見える所以は、これまでの困難を何度も乗り越えて培ってきた強さがあるのだろう。発言の節々に彼女の前向きな明るさがにじみ出ており、それが努力の上に成り立っているのだということもひしひしと感じる。