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『新婚さんいらっしゃい!』放送50周年 棒読みセリフ口調にみる洗練された“出演者いじり”

「時代を映す鏡のような番組」、時代を経て夫婦の関係にも変化が…

――50年続くなかで、マンネリ化への危惧はありませんでしたか?

「1年に100組を超える新婚夫婦が出演していますが、100通りのエピソードが聞けます。さらに、時代によって夫婦の出会い方、愛の育み方、新婚生活の出来事、男女の関係性も変わります。スタッフとして思うのは、時代を映す鏡のような番組になっているということ。飽きられない番組だと思います」

――時代の変化は、出演するご夫婦にも表れているのですね。

「最近ではトークの内容も、3世代家族のエピソードやご近所エピソードが減っています。あとは、時代が変わっていくなか、女性が強くなっているのを感じます。妻が夫を尻に引いている夫婦が多い(笑)」

――最近は「コロナ離婚」という言葉も話題になりましたが…。

「夫婦ゲンカが絶えないという話は聞きますが、まあ新婚さんは、ラブラブ期の熱が冷めやらぬなか、いまの状況をご夫婦で乗り越えていこうという姿勢の方が多い気がします。じつは、5月24日の放送で、過去に放送した夫婦円満の秘訣を、芸能人の新婚夫婦にチャレンジしてもらう企画を予定しています。そんな内容で、少しでも明るい話題や笑顔を届けていければと思っています」

――収録ができない状況で苦戦されていると思います。今後の番組づくりについて教えてください。

「3月の後半から収録がストップしていますが、5月21日から完全リモートで収録を再開します。5月下旬には、Twitterの50周年アカウントで全国の都道府県応援キャンペーンも実施予定です。コロナが収束したら、50年の歴史のなかからおもしろいご夫婦に集まっていただく同窓会や、文枝さんと山瀬さんが記憶に残る夫婦に会いに行く企画もやってみたい。また、コロナ禍で結婚式を延期している方々を応援する企画も立ち上げたいですね。50周年の全国ツアーは延期中ですが、早期に再開できることを祈っています」

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