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“拾ったときは外で孤独に鳴き続けていた”愛猫の成長漫画に共感、作者「今の自信に満ちた姿に嬉し涙です」

 長引く新型コロナウィルスの影響により、暗いニュースや話題ばかりが続く日々の中、ほのぼのとした動物をテーマにした漫画が癒しを与えてくれている。そんな中でも注目をされているのが、類さん(@ruuiruiruirui)が描く、猫のやっちゃんをテーマにした実録漫画だ。「全てが微笑ましい」「飼い主あるあるなネタばかりで、いいね連打したい」「どの家の子も国宝ですね」などと、多くの反響を集めている。どういった心境で漫画を描いているのか、作者に話を聞いてみた。

「面白い行動を見てほしい!」愛猫の様子を漫画に描き続ける思い

――猫のやっちゃんとの出会いについてお聞かせください。

類さん「近所の病院で子猫がずっと鳴いてて…」と母から連絡を受け、急いでその場所に向かいました。状態も酷かった(猫風邪、骨折、周りに親もおらず数時間鳴き続けていた)ことから保護に至りました。保護した当時は母も父も賛成していませんでしたが、一緒に暮らす内に家族の一員となり、現在ではアイドルのように家族全員に愛されて育っています。

――確かにいつの間にかやっちゃんに魅了されていくお母さまの話や、体力の有り余ってるやっちゃんと遊ぶときの話など、ご家族の愛を感じるエピソードが多いですよね。漫画をSNSに投稿しようと思ったきっかけは?

類さん初めて猫と暮らすようになって、自分が今まで思っていた猫のイメージが覆される出来事が多く、毎日が驚きの連続でした。面白いことをする度にtwitterで呟いていたのですが、文章だけだと伝わらないし、写真や動画というのもなかなか難しく…。絵を描くことが趣味だったので、イラストや漫画を通してなら伝わるのではないかと考えたのがきっかけです。

――漫画には「いい飼い主さんに拾われたな」「今回の話も同感すぎる」「やっちゃんかわいすぎ」など、たくさんの反響が寄せられていますが、それらの反響についてどうに感じていますか?

類さん漫画は基本的に、「やっちゃんがこんなことをして面白かったので見てくださいよ!」という気持ちで描いているので、共感を得られたり可愛いと思ってもらえたりするのは、本当に嬉しいです。

――たしかに共感のコメントが多く見られますね。

類さんお返事はなかなか返せないのですが、コメントを見ることで、当たり前の幸せに気付けたり、各家庭の猫ちゃんに対する努力を知ることができたりもして、毎回楽しく読まさせていただいています。

「ひとりぼっちで鳴いていたあの子が…」 自信に満ちあふれた現在の姿に感涙

 類さんに保護された猫のやっちゃん。人に捨てられたのか、親猫とはぐれたのか、保護した当初は威嚇がひどく手袋をしていても触れないほどだった。様々なことに気を配り、やっちゃんが慣れるまで見守っていった類さんは、表情をコロコロ変えて甘えるやっちゃんの現在の姿を見て「うれし涙が出る思い」だという。

――やっちゃんの性格で、一番可愛らしいと感じる部分はどこですか?

【類さん】やっちゃんは家族に愛されていることを自覚していて、よく家族を振り回しています。基本は甘えん坊ですが、わがままで暴れん坊な一面もあり、喜怒哀楽が激しいので、人間の子どもみたいだなと思っています。外でひとりぼっちで鳴き続けていたあの頃を思うと、今の自信に満ちた姿に嬉し涙が出る思いです。

――最後に、今後はやっちゃんとどのように過ごしていきたいですか?

【類さん】やっちゃんがこれからも楽しく過ごせるように、遊びや体調管理に気をつけて過ごしていきたいと思っています。漫画やイラストはこれからも定期的に描いていきたいですし、グッズや絵本など個人で作りたいものは山ほどあります。現在はやっちゃんのLINEスタンプを製作中なので、色んな方に使ってもらえたら嬉しいです。
PROFILE/類
茶トラのやっちゃん(推定2歳/メス)との日常漫画をTwitterで配信。
Twitter:@ruuiruiruirui(外部サイト)

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