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【マネージャーインタビュー前編】脱サラして興行師に…伯山を支える妻の手腕「一時は納豆しか食べられなかった」

第一印象は「“この人売れるな”とかは全くわからなかった」神田伯山の魅力とは

――古舘さんが神田伯山さんと初めて出会ったのはいつですか?

古舘理沙会社を辞めて、興行師として独立して初めて開催した興行で、キャパ12名のカフェが会場だったんです。かなり小規模だったんですが、そこに出演してくれた中の1人が神田伯山でした。

――初めて講談を聞いた時から、この人は何か違うなと感じたんですか?

古舘理沙面白かったです。熱量が凄かった。江戸の落語は“熱演しないのが粋”みたいな価値観もあって、例えるなら“水墨画”のような世界なんです。でも彼の講談は“劇画”みたいに、効果音がいっぱいでスペクタクルな印象でした。当時は私も落語しか知らなくて、それが彼の特性なのか、講談の特性なのかも、わかりませんでした。だから、“この人は絶対売れるな”とかは、全くわからなかったです(笑)。
  • 寄席を開けばチケット即完売する伯山の講談(C)ORICON NewS inc.

    寄席を開けばチケット即完売する伯山の講談(C)ORICON NewS inc.

――いまや伯山さんの講談は毎度満員御礼。初めて来た人にもわかりやすいことも人気の理由なのでしょうか。

古舘理沙そうですね。講談特有の難しくて古い言い回しを、多くのお客様が知らない前提でやっています。より多くの人に伝わるように配慮しながら、現代には通じない表現はあえて言い換えたり、逆にそのままにしたり、細かくバランスをとる作業を意識的にやっているので、初めて聴いた方でも楽しめるのだと思います。講談を知れば知るほど、落語と比べてなぜ演じ手が少ないのか不思議に思うくらい、奥深く面白い世界だと感じます。「講談を世に広めたい」という伯山の目標に対して、私にもできることがあればと思ったのが、マネジメントを請け負うことにした大きな動機です。


 たとえ毎日納豆しか食べられなくても、ただただ1人でも多く落語や講談の魅力に気づいてほしい――。その思い1つで、無我夢中で走り続けてきた古舘理沙さん。ここ数年の環境変化に大きな戸惑いを感じながらも、日本の素晴らしき伝統文化を受け継いでいくため、出会うべくして出会った2人の挑戦はまだ始まったばかりだ。
 インタビュー後編では、出演番組の選ぶ基準やYouTube制作の狙い、知られざる伯山の素顔など、マネジメントの裏側に迫る。


(取材・文=山本圭介)

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