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認知症の“おばあちゃん犬”を介護する猫…種を超えた愛に「癒される」「感動した」と反響
「おデコを合わせてお互いの愛情を伝え合う」…SNS発信したことが介護の励みに
晴さん 「しの」の介護がつらく大変だった時、フォロワーさんの優しく温かいコメントにたくさん元気をいただきました。今は離ればなれになってしまった2匹の日常を、たくさんの方に知ってもらえたことは良かったと思います。
―― それらをまとめた『くぅとしの 認知症の犬しのと介護猫くぅ』が発売されましたが、とくに晴さんがお気に入りの写真は?
晴さん 60ページの2匹がおデコを合わせてる写真。穏やかな時間の中で、お互いの愛情を静かに伝え合っているような仕草にとても癒されます。担当さん、本に携わってくださった方々のおかげで本当にステキな本ができて、感謝でいっぱいでした。
――読者からはどんな反響が?
晴さん 癒される、感動したとの感想をたくさんいただきました。
人もペットも同じく訪れる老い、「最期まで命に責任を持つ覚悟が必要」
晴さん 人と同じで、犬や猫も病気になったり老いていったりします。介護や看護が必要になる時がいつか来るということを理解し、最期まで命に責任を持つ覚悟が必要です。
――今後、ペットの介護を行うことになるかもしれない飼い主へ、伝えたいことは?
晴さん 介護は本当につらく、大変なことが多くあります。時には愛情が感じられなくなることもあるかもしれません。ペットが元気だった頃を思い出したり、穏やかな寝顔を見たり、気分転換などをして、心に余裕を持てるよう工夫することも大切です。また、誰かに助けを求めることも必要だと思います。なにより、飼い主さんが元気であることが一番大切ですので、ご自分の体をいたわってくださいね。
フォトブック『くぅとしの 認知症の犬しのと介護猫くぅ』
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