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【プラモデル】戦艦、航空機、戦車など“神作”まとめ

この「F-2A」は実写か模型か…? ウェザリング技法で表現する“実機の使用感”

作品:ハセガワ 1/48 「F-2A」/制作:MOKEO(@Mokezo_yh)

作品:ハセガワ 1/48 「F-2A」/制作:MOKEO[email protected]_yh)

 新型コロナイルスの影響により、“自宅で楽しめるアナログ趣味”への注目が高まっている。プラモデル制作もそんな「巣ごもり趣味」のひとつ。しまっておいた積みプラへ手を伸ばす人や、子どもと一緒にプラデル制作をする“復帰組”が増えているようだ。今回紹介するのは、「コレ本物?」と見間違う航空自衛隊の戦闘機「F-2A」を制作したMOKEOさん[email protected]_yh)。アニメに登場する戦闘機に憧れプラモ制作に復帰した話や、リアルな模型写真を撮影するための“匠の技”について聞いた。
――スケールモデルの中で好きなジャンルは?

【MOKEO】航空機ですね。他のジャンルも好きですが、子どもの頃に父が航空専門誌『航空ファン』をたまに買ってきて読んでいたので、それを横で眺めていたのが原体験です。社会人になった今では横田基地・入間基地が割と近くにあり、航空機をより身近に感じるのも要因の一つだと思います。
――では、プラモデルの魅力に目覚めた理由を教えてください。

【MOKEO】社会人になってプラモデル制作からは離れていたのですが、ネットでいろんな画像を見ていて、好きだった『超時空要塞マクロス』に登場するバルキリーの飛行形態を実機みたいに仕上げたら楽しそうだと思い、何となく制作を再開しました。それからスケールモデルの模型誌や実際の飛行機を調べたり、いろんな展示会を見て回るうちに気がついたらハマっていた感じです(笑)。

――これまで制作した中で思い出のキットは?

【MOKEO】2年前に制作したTrumpeterの1/72「Su-33」です。これは自分の限界値を上げたくて表現の部分で自分なりに思い切ったチャレンジをした作品で、飛行機模型専門誌『スケールアヴィエーション(SA)』のコンベンションに初めて応募し、優秀賞を受賞した思い入れのあるキットです。

――普段参考にされている模型誌はSAですか?

【MOKEO】模型誌は多々ありますが、航空機メインですとSAを参考にすることが多いです。実は、恥ずかしながら本書の存在を知ったのがここ5年くらいで…。掲載されている航空機模型やグラビアの写真があまりにカッコよすぎて「こんな模型誌があったのか!?」って会社で読んでいて衝撃的だったのを覚えています。

――模型誌がプラモ制作のモチベーションになっているんですね。

【MOKEO】はい。資料性の高さでは『モデルアート』も大変勉強になります。最近では航空機ではなく装甲戦闘車両の専門誌『アーマーモデリング』を読んでフィギュアやウェザリング塗装・展示の勉強をしています。

――勉強という点では、作品を参考にしているモデラーはいますか?

【MOKEO】モデラーの方はジャンルを問わず色んな方々を参考にしていますが、中でも林周市さん[email protected]_hayashi)からは強い影響を受けました。まだモデラーさんの名前も何も知らなかった時期に、ネットで漁った参考作品画像が実は林さんの過去の作品だったってことが最近分かって。つまりはそういうことですね(笑)。

プラモは「好きなものを好きなように作っていい自由な遊び」

TAMIYA 1/32 F-16CJ /制作:MOKEO(@Mokezo_yh)

TAMIYA 1/32 F-16CJ /制作:MOKEO[email protected]_yh)

――MOKEOさんの代表作「F-2A」を制作するキッカケを教えてください。

【MOKEO】「F-2A」は昔から好きで、いつか作りたいとアフターパーツを買い貯めていたのですがなかなか踏ん切りが付かず…。するとモデラー仲間のKurannyさん(@Kuranny3)がカッコいい「F-2」を制作されていて、「一緒に並べたい!」って思ったのがキッカケです。
――使用したキットとその特徴を教えてください。

【MOKEO】ハセガワ 1/48 「F-2A」です。17年くらい前に発売されたキットのようですが、キレイに仕上がる完成度の高いキットだと思います。今回使用したプラッツ製の「F-2」用のデカールシールを使えば、キットで省略されたコーションが付加されてより密度感のある仕上がりになると思います。

――1枚目の写真背景は合成ですか?

【MOKEO】自宅ベランダで自然光撮影したものになります。背景の空は「模型工房ブレインズ」のジオラマシートを使用しました。

――実写かと見間違いますね。模型を撮影する際に意識している点を教えてください。

【MOKEO】実機(F-2A)の既視感のある構図やシチュエーションを意識します。なので基本的には自然光での撮影となります。作品全体の構図も大事ですが、部分的にクローズアップしてピントを調整しておけば、トリミング次第で自分の想像以上にリアルな画像が出来ると思います。ちなみに最近はフランス・Reedoak製の高解像度な3Dプリントフィギュアを気に入って使用していますが、こういった高品質なフィギュアを使用するだけでよりリアルな画像に近づくような気がします。とはいえまだまだ塗装が下手ですが(苦笑)。

――昨今、スケールモデルで力を入れている表現方法は何でしょうか?

【MOKEO】基本的に使用感のある航空機を目指しているので、ウェザリング塗装には力を入れています。派手な汚しや少しの汚し・傷にしてもそれぞれに意味を持たせるよう実機を参考に表現しています。

――ウェザリングで難しい部分は?

【MOKEO】塗装のメリハリです。キツめにやらないと屋外撮影では光で飛んでしまいます。かと言って派手にやりすぎると本来自分がやりたい表現からかけ離れるので、そのバランスがまだまだ自分には難しいです。

――では、次に挑戦したいスケールモデルを教えてください。

【MOKEO】またまた航空機になりますが「F-14」です。現用戦闘機好きなわりにメジャーな機種って作ったことがないんですよ(笑)。

――MOKEOさんにとってプラモデルとは?

【MOKEO】ありきたりですが、自分の思い描いたシーンを部屋に飾っておけるものですね。最近でこそ展示会に参加させて頂いていますが、プラモデルって基本的には“自分の好きなものを好きなように作っていい自由な遊び”ですから、自分が良しとすればそれでいいかなと。とは言え、まだまだ全然上手くないので、もっと納得のいく作品を作る為にこれからも作品の向上を目指したいです。

TAMIYA 1/32 F-16CJ /制作:MOKEO(@Mokezo_yh)

TAMIYA 1/32 F-16CJ /制作:MOKEO[email protected]_yh)

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