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【TBSアナウンサー×「ラジオ」Vol.7 杉山真也】“相棒”として感じるジェーン・スーの魅力

 6月11日から17日に実施された個人聴取率調査(ビデオリサーチ首都圏ラジオ聴取率調査)で見事トップを獲得し、2001年8月から102期連続(17年間)という大記録を達成するなど、ラジオ業界では一人勝ち状態のTBSラジオ。そんな同局の特色のひとつとなっているのは、テレビとラジオの両方の放送局を持つ「ラテ兼営」という点。普段テレビでよく見るアナウンサーの意外な一面が、「ラジオを聞けば、見えてくる」と好評を博している。

 そこで今回、TBSラジオで番組を担当しているアナウンサー陣を対象に、テレビとは異なるラジオ独自の魅力を聞くリレーインタビューを敢行。第7回は、テレビでは『あさチャン!』、『ひるおび!』といった情報番組から『開運音楽堂』『東大王』などのバラエティー番組スポーツ実況まで、幅広く活躍している杉山真也アナ(34)。昨年4月より『ジェーン・スー生活は踊る』火曜パートナーとなってからのエピソードや、自身のアナウンサー人生を変えたというラジオ番組、先輩である安住紳一郎アナウンサー(45)への思いなどを語る。

『生活は踊る』で実感したラジオの魅力 ジェーン・スーは「人生の先輩であり、姉であり、母のような感じ」

――昨年4月に『ジェーン・スー生活は踊る』火曜パートナーになってから、1年4ヶ月が経過しました。

杉山真也1週間が経つのがあっという間ですね。先ほど、放送後の反省会を少しご覧いただいたかと思いますが、ジェーン・スーさんがやりたい理想とスタッフの理想があり、それを話し合いながら進めているので、いい意味でまだ発展途上中の番組なのかなと考えています。

――TBSラジオの看板番組『大沢悠里のゆうゆうワイド』が放送されていた時間帯の番組ということもあり、担当が決まった時にプレッシャーはあった?

杉山真也2013年に『ザ・トップ5』で高野政所さんとご一緒した頃から、スーさんとは少し関わりを持たせてもらっていたので、ご一緒できることはとてもうれしかったです。ただ、私たちくらいの世代のアナウンサーは全員『ゆうゆうワイド』でのニュース読みが初鳴き(アナウンサーとしてのデビュー)でしたので、そういった部分でのプレッシャーはありました。

――初鳴きの時、大沢悠里さんからどういった言葉をかけてもらいましたか?

杉山真也悠里さんが「自然体でいいんだよ。オレも昔、いわゆるアナウンサーっぽい話し方をしていたんだけど、先輩から『それじゃあダメだ』と言われて、今みたいな語り口になった」とおっしゃっていただいたのは、大変印象に残りました。初鳴きをした時の緊張は今でも忘れられないのですが、その時の音声はCDでいただいて、いまだに自宅に保管しています。

――自分にとっても大切な『ゆうゆうワイド』の後枠を担当するうえで、意識していることは?

杉山真也主婦の方や年配の方が多く聞いていらっしゃると思いますので、話す時のスピード感や自分のキャラクターなどは気をつけています。これまで自分が担当してきた時間帯とは違った、チャレンジングな部分が求められているなと感じています。

――『生活は踊る』では、私物の洋服を買い取りに出したり、ゴーヤを育てたりと、自身の体験を通した企画から生活情報を伝えていますね。

杉山真也この番組では、自分自身で取材したり見て感じたことを生活情報のコーナーで紹介することを大切にしています。テレビではお伝えできない、自分が興味を持っているテーマをある程度の時間を使って紹介できることが、ラジオが持つ一番の魅力ですよね。だから、アナウンサーはみんなラジオにハマっちゃうんだと思います(笑)。また、ラジオでのフリートークや実況経験を生かして、テレビの現場でもクオリティーを上げて、お届けすることができているという部分も大いにあります。

――『生活は踊る』は“お悩み相談”にも力を入れている番組ですが、スーさんのパートナーとしてどういった進行を心がけているのでしょう?

杉山真也相談はこの番組の目玉であり、個人的には一番難しいコーナーです。スーさんの話を聞くことを意識していますが、そこにすべて乗っかるのではなくて、自分の意見も素直に表明しようと思っています。スーさんの意見を聞くというのが母体にありつつ、それをアシスタントとして補完するというイメージでしょうか。ただ、私はスーさんに比べて、人生経験などが豊富でない分、毎回どう返せばいいのか試行錯誤しながらやっているのが正直なところです。

――先日、堀井美香さんをインタビューした際、スーさんについて「TBSラジオの新しい局面を見せてくれる」と表現されていました。杉山さんはどのように捉えていますか?

杉山真也人生の先輩であり、姉であり、母のような感じですかね(笑)。番組全体の大黒柱で、頼れる存在でもあります。TBSの若い女性アナウンサーにもスーさんを尊敬している人が多くて、みんな「スーさんと番組やりたい」とか「ご飯行きたい」とかを僕に頼んでくるんです(笑)。私自身も、すごくステキな大人の女性だなと思いながら、家族感覚で「お姉ちゃん、これどうしたらいいかな?」というように相談してしまっています。

ラジオが変えたアナウンサー人生 “即興ポエム”で伝える今後の目標とは?

――『生活は踊る』は、選曲にもかなり力を入れられているようですね。

杉山真也選曲監修は、スーさんとも仲の良い音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんが担当されているのですが、ほとんど洋楽を流していて、TBSラジオの中でもかなり独自色が出ています。スーさん自身も音楽に対する強い思いがあるので、流すタイミングをはじめ、スタッフとかなりコミュニケーションを取っています。ちなみに、きょうの反省会ではスーさんがスタッフの方に「曲紹介の流れもなめらかにしていこう」とおっしゃっていたので、少しドキッとして「私も曲紹介の練習をもっとしなければ」と気を引き締めたところです(笑)。本当に色々な意味で勉強になる番組ですし、それまでTBSラジオを聞いていなかったリスナーの方も「スーさんの意見を聞きたい」とか「スーさんのキャラクターが好き」という理由で『生活は踊る』を聞いてくださっていますので、スーさんはラジオ界全体にとって新しい柱の一人だと思います。

――4月に楠田枝里子さんがスーさんの代打で『生活は踊る』を担当された時のパートナーは杉山さんでしたね。

杉山真也楠田さんは、もともと私のファンだとおっしゃってくれていたのですが、直接お会いするまでは「本当なのかな」という気持ちもありました。ただ、実際に『生活は踊る』でご一緒して、私の番組をくまなく見ているなどの話を伺っているうちに「これは本当に私のことが好きなんだ」と感じました(笑)。楠田さんは想像通り、相当なパワーのある方でしたね。曲紹介の場面では曲が流れ始めても、楠田さんの思いあふれるトークが止まらず、なかなか進行できないこともあったりして…。そうした予定調和ではない放送でありながら、全体でおもしろくしてくださったので、本当に助かりました。あれ以来お会いしてないのですが、気付けば私も半年に一度はご一緒したいと求めてしまうようになっていました(笑)。楠田さんがTBSラジオで番組を担当される時は、ぜひ私もご一緒したいです。

――杉山さんが理想とするラジオ番組はどういったものですか?

杉山真也私のアナウンサー人生を変えてくれたのは『ザ・トップ5』で、この番組を経験したことでアナウンサーという枠にとらわれすぎなくていいんだと気付かされました。この番組の橋本吉史プロデューサーと構成の古川耕さんのアドバイスがきっかけとなり、即興ポエムを披露する「SHINYA(スィンヤ)」というキャラクターも誕生して、ほかの番組にも派生していくなど、色々な面で自分の仕事の方向性や広がり方が大きく変わっていったんです。そういったアットホームな雰囲気の番組は憧れていて、今の番組の中では『アフター6ジャンクション』や『生活は踊る』はそれに近いのかなと思います。

――杉山さんがリスナーとして好きな番組はありますか?

杉山真也目標にしていて、追いつかなければいけないなというのは『安住紳一郎の日曜天国』です。自分も7年くらいコーナーを担当させていただいて、間近で安住さんの仕事ぶりなどを見ているのですが、たくさんの方に愛される番組というのは聴いていても楽しいですし、そういう番組を自分も作っていかなければと感じます。2016年1月には、安住さんの代打で『日曜天国』のパーソナリティーを担当したのですが、新聞のラテ欄が「杉山真也は日曜日を天国にすることができるのか?」というもので…。自分なりに頑張ったのですが、たぶん天国にすることはできませんでした(苦笑)。

 その時、やはりあれほどの高いクオリティーの番組を毎週やっているのはすごいと思いましたし、やっぱりTBSの男性アナウンサーである限り、安住紳一郎さんは皆が掲げる目標であり、尊敬する先輩です。

――それでは、その辺りの意気込みも含めて、最後に即興ポエムをお願いします。

杉山真也いきなりきましたね…ちょっと、これは大変なことですよ(苦笑)。即興ポエムは1年4ヶ月ほどご無沙汰しているので、少々お待ちください…はい、それではまいります。

「ラジオで目覚めたポエムの才能。自らの細胞、ミスからの解放。電波にライド、言葉に愛を!」。
◆杉山真也(すぎやま・しんや)1983年生まれ。早稲田大学を卒業後、2007年にTBSに入局。テレビでは『あさチャン!』、『ひるおび!』といった情報番組から『開運音楽堂』『東大王』などのバラエティー番組、スポーツ実況などを担当する傍ら、『ジェーン・スー 生活は踊る』の火曜パートナー、『安住紳一郎の日曜天国』内の「さばいてにち10」を月1回担当するなど、ラジオでも幅広く活動している。

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