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ORICON NEWS
『2017年ブレイク女優』ランキング
大ブレイクを果たす一方で涙ぐましい苦労話も…艱難辛苦が女優としての幅に
急にブレイクしたかのような彼女だが、実はかなりの“苦労人”として知られている。京都の大学で演劇をしながら、東京の養成所のレッスンに深夜バスで通う生活を5年間も続けていた。事務所所属後も数々のオーディションに落選したが、当時、味わった艱難辛苦を演技力に昇華することで、多彩な表情を見せているのが魅力だ。
アンケートでの支持理由は「『カルテット』で魅せたエキセントリックなキャラが強烈に印象に残ったようだ。「単なるかわい子ちゃんではなくて、幅がある役に挑戦している」(千葉県/50代/男性)、「いろんな役をやってそれが全てはまっているイメージだから」(茨城県/20代/女性)など、やはり演技力を支持する声が多数。また「CMの出演本数がスゴく多い気がする」(福岡県/30代/女性)という声も多いほか、「女性から見ても、子犬のように可愛い。漫画の主人公にいそうな可憐で儚げな雰囲気が好きです」(東京都/40代/女性)など、年配女性からも評価する声が挙がった。2018年1月期にはついに、ドラマ『きみが心に棲みついた』(TBS系)で連ドラ初主演。髪を20cmバッサリと切り、桐谷健太、向井理が演じる対照的な2人の男との三角関係に揺れる女性役をどのように演じるのか、期待が高まる。
“脱AKB”を体現! 女優・川栄李奈の知名度が急上昇
アンケートでは「一気に女優さんとしての幅を広げたと思うから。そして可愛い」(東京都/10代/女性)、「素晴らしい転身だと思うし、良い女優さんだと思う」(石川県/20代/女性)など、愛嬌のある笑顔や親しみやすさと、どんな役柄もこなす演技力をバランス良く兼ね備えている点が人気の秘訣。「AKB系列に興味のなかった自分ですが、卒業後に身体を張った演技をする彼女を魅力的に感じるようになりました」(神奈川県/30代/男性)との意見もあり、“脱AKB”を最も体現している存在となった彼女。今後もAKB48グループ卒業後、演技の道に進むメンバーたちのロールモデル的存在となりそうだ。
唯一無二の清純さと抜群の運動神経を活かす土屋太鳳
多数のCMにも出演しているが、そこでは大学の運動科学科舞踊学専攻で学んだダンススキルを惜しみなく披露。西武鉄道『ちちんぶいぶい秩父』の “ちちんぶいぶいダンス”やダイハツ工業『ブーン』などでも、その卓越したダンススキルを垣間見ることが出来るだろう。バラエティー番組にも多数出演し、『しゃべくり007』(日本テレビ系)では“体力測定”を真剣に行うなど、気さくな人柄も人気の要因となっている。
ユーザーからは「ずっと前から必ずブレイクすると思っていた。声がなにより素敵。演技力もついてきて今後も楽しみ」(福井県/50代/女性)、「ドラマ、映画に沢山出演していた印象があり、演技力が素晴らしい」(埼玉県/30代/男性)など、彼女にしか出せないピュアで清純な演技が絶賛されている。昨年10月の『オールスター感謝祭』(TBS系)の「赤坂5丁目ミニマラソン」で出場した際には、顔面蒼白になりながらも総合8位、女子1位でゴールした健気な姿は今でも語り草で、「マラソン頑張った評価は高いと思う」(山口県/40代/女性)などの声もあった。番宣でも100%全力を出し切る、アスリートのスピリッツを持った女優として、さらに活躍の幅を広げそうだ。
芸人、若手女優、ベテラン女優と、個性豊かな顔ぶれがランクイン
5位は“ラブストーリーの新世代ヒロイン”の呼び声高い【永野芽郁】。今年は映画『ひるなかの流星』に主演したほか、『PARKS パークス』、『帝一の國』、『ピーチガール』『ミックス。』など5作に相次いで出演。ドラマ『僕たちがやりました』(フジテレビ系)のヒロイン役で見せた瑞々しい演技も世間の耳目を集めた。さらに、2018年4月スタートの朝ドラ『半分、青い。』(NHK総合)のヒロインにも決定するなど、勢いは増すばかり。「よくテレビで見かけたように思うから。いろんな映画にもキャスティングされているから」(山口県/10代/女性)など、とにかく彼女の目にする機会が急激に増した年だった。
8位の【石田ゆり子】に“ブレイク”という表現はいささか失礼に値するが、多くの人々がその魅力を再認識した年だった。昨年10月期の連続ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)では、主人公・みくり(新垣結衣)を見守る伯母役を演じて人気が再燃。放送中の月9ドラマ『民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?』(フジテレビ系)でもヒロインを励ます役で注目されている。CMでは、コーヒー『キリン ファイア』で「お疲れさま」と“癒やしボイス”で日本中にヒーリング効果をもたらした。「前から活躍されてたけど今年はさらに注目度や人気度も上がったと思います」(千葉県/40代/女性)、「美人度がぐんぐん感じられて幸せになれる」(東京都/10代/女性)など円熟味を増したエレガントさが評価された。
下積みを経てブレイクした吉岡、アイドルから華麗なる転身を果たした川栄、芸人出身のブルゾン、見事な再ブレイクを果たした石田などなど、多彩な顔ぶれが並んだ今回。さまざまな苦悩を乗り越えた経験を演技に昇華させて、独自の存在感を見せていることが唯一の共通点といえるだろう。また、確固たるイメージがありながらも、バラエティー番組で気取らない意外な素顔を見せることも、一般層から人気を集める一つの要因。サービス精神を忘れずに、高い志を持つことが、飛躍を生む鍵となりそうだ。
【調査概要】
調査時期:2017年11月6日(月)〜11月12日(日)
調査対象:計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ
調査時期:2017年11月6日(月)〜11月12日(日)
調査対象:計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ
2017年“ブレイク女優”ランキングTOP10
吉岡里帆
- 他の人と違った雰囲気、CMのキツネの耳が最高(大阪/10代・女性)
- CMでも見ない日はない位毎日見ている気がする(埼玉/30代・女性)
- 彼女が出ているドラマは見たくなる(兵庫/40代・男性)
1
川栄李奈
- 一気に女優さんとしての幅を広げたと思う(東京/10代・女性)
- ドラマ舞台と確実に女優としての知名度を上げた(愛媛/10代・女性)
- アイドル卒業後ドラマ映画CMと活躍している(神奈川/30代・男性)
2
土屋太鳳
- ドラマ、映画に沢山出演し、演技力が素晴らしい(埼玉/30代・男性)
- バラエティから映画まで、幅広く活躍している(静岡/30代・男性)
- 多様なジャンルの役柄をこなし、多くの場で見た(富山/40代・男性)
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