ORICON NEWS
もはや既定路線の“プロ野球×女子アナ”婚、決して華やかだけでない結婚後の悲喜こもごも
◆“プロ野球×女子アナ”婚ブームのさきがけは古田敦也×中井美穂
そんなプロ野球選手×女子アナ婚ブームのさきがけとなったのは、やはり1995年に結婚した古田×中井カップルだろう。それまでプロ野球選手の結婚で目立っていたのは、江川卓や原辰徳(ともに元巨人)のように相手が客室乗務員で、当時の言葉で“スッチー婚”といったあたりであり、基本的に妻は表には出ず、陰でスターの夫を支えるという内助の功パターンが多かった。
プロ野球選手との結婚=幸せの方程式は、誰にでも成立するわけではない
例えば女子アナではないが、タレントの新山千春は2004年に黒田哲史選手(元西武、巨人)と結婚したが、2007年に黒田が引退、2014年に離婚に至るが、新山は“苦労系”のプロ野球選手妻として、その間の厳しい生活を赤裸々にテレビで告白した。
女子アナでも、巨人の現リリーフエースである澤村拓一投手は2011年、日本テレビの女子アナだった森麻季と結婚したが、2013年末に離婚。理由は定かではないが、澤村選手の“筋肉マニア”の側面や難しい性格がその一因だったとも取沙汰された。また、元ヤクルトの城石憲之選手とテレビ東京の大橋未歩アナも2007年に結婚、その後2015年に離婚している。
プロ野球選手と女子アナのカップルは、ヒーローとヒロインのベストマッチングのイメージがあるが、選手として大成し、引退後も野球界や芸能界で生き残っていける選手はごくひと握り。プロ野球選手との結婚=幸せという方程式は、誰にでも成立するわけではないのだ。
最大の注目は“二刀流”大谷翔平 規定路線の女子アナか? それとも…
それでも、元巨人のセットアッパーとして活躍した林昌範投手のように、2007年にテレビ東京の亀井京子アナと結婚後、日本ハムで戦力外通告を受けるも今もDeNAで活躍している選手もいる。亀井アナも2010年からフリーアナとしてよくテレビで見かけるようになり、両者ともに幸せな結婚生活を送っているようだ。
そして現在、“女子アナ最強の標的”と目されているのはもちろん、日本ハムの“二刀流”大谷翔平選手。同球団の選手に対する規律の厳しさは有名なだけに、さまざまなゴシップが飛び交うということはないだろうが、そのぶんより熱愛情報は注目を集めていきそうだ。子どもたちに夢を与えるプロ野球選手。スターであるほど世間の好奇の目にさらされるのはいつの時代も同じ。その私生活は、大人たちへも常に話題を与えている。