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【重岡大毅インタビュー】今年2作目の映画に出演「アイドルっぽいキラキラを出すスイッチみたいなのはある(笑)」

「芝居の現場から帰ると変わってる。小瀧は「大野くんと仲良くなった!」みたいな(笑)」

――菅田さん、小松さんとの共演はいかがでしたか。
重岡大毅ジャニーズWESTのメンバー全員そうだと思うんですけど、グループ以外での活動って、いつも知らない場所にポンって放り込まれた感じになるから、なりふり構わず取り組んでいくしかない。でも芝居はもともと好きやったし、菅田くんには芝居のことをいろいろ聞きました。現場のスケジュールが切羽詰まっていたので、「こういうタイトな現場は多いの?」と聞いたら、「こんな現場はなかなかないと思うよ」って答えてくれたり。菜奈ちゃんは、ハードなシーンが多かったからね(苦笑)。泣いて笑って、泣いて泣いて泣いて、笑って、叫んでしばかれて、みたいな……。ロケバスの中でも疲れ切ってた。

――芝居のおもしろさはどんなところに感じてますか?
重岡大毅自分の気持ちを言えるのが、スッキリする。台詞なんだけど、ちゃんと感情を込めて、自分の言葉として言えちゃうんですよね。この台詞はこう言おうとか、気にしたらできないから。恥ずかしさもありつつ、いつも自分の中に役があるって信じてる。火祭りのシーンも、おもしろかったな。火ってテンションが上がるし、自分の心の野性の部分をたぎらしてくれるような気がします。

――ジャニーズWESTのメンバーも役者仕事が増えていますが、メンバーからも刺激を受けていますか?
重岡大毅あります、あります。芝居の現場はなかなか出られるものじゃないけど、みんな帰ってくると変わってる。イキイキして戻ってくるんです。小瀧で言うと、「大野(智)くんと仲良くなった!」みたいな(笑)。

――やればやるほど、芝居に対する欲が出てきたり?
重岡大毅うん。たくさんやりたいです! 役柄はなんでもいいさぁ。

――役者として憧れる先輩は?
重岡大毅憧れっていうのはないですかね。俺は俺の芝居をすればいいっていう気持ちが強いから。でも、好きな人はいっぱいいる。錦戸くんも好きやし、長瀬(智也)くんも岡田(准一)くんも好き。

――試写でご覧になったとき、自分の思いがけない部分を発見したりもしましたか?
重岡大毅めっちゃありました(照)。男の部分が出てた! 好きやからこそしてしまう表情とか……。でも、もっと“夏芽夏芽”って夢中な感じに映ってるのかと思ったけど、そうでもないんや、って感じもあった。リアルってそういうことかもなって。

――コウと夏芽のような、狂おしいほどの激しい恋がしてみたい?
重岡大毅俺は、追いかけられるより、追いかけたいほうやから(照)。野性の本能なんかなぁ。もし、あんなふうに追いかけられたら、調子に乗ってしまうわ(笑)。
(文/菊地陽子)

映画『溺れるナイフ』

 熱狂的な人気を誇る少女マンガ『溺れるナイフ』(講談社「別フレKC」刊)を小松菜奈、菅田将暉W主演で映画化。田舎町に引っ越してきたモデルの望月夏芽(小松)。退屈な生活の中で夏芽が出会ったのは、激しく自由な少年・コウ(菅田)だった。付き合い始めた2人は全能感すら感じるが、夏祭りの夜にある事件が起こる――。重岡演じる大友はコウの親友だが、夏芽にいつしか惹かれていく。

監督・脚本:山戸結希
出演:小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音 ほか
【公式サイト】(外部サイト)
(C)ジョージ朝倉/講談社 (C)2016「溺れるナイフ」製作委員会

11月5日(土)全国ロードショー

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