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【ジャニーズ野球大会】“あさイチ”で鍛えた井ノ原の話術、二宮の外交力
→106人のジャニーズタレントが見せた絆とは?
→意外すぎる活躍ぶりとは?
■「赤めだか」「妖怪人間」、井ノ原による隙のない解説
絶口調の井ノ原は、KinKi Kids・堂本光一が打席に入ると、「先月まで相当階段落ちをしているので、体にダメージがあるはず」と、その主演舞台『Endless SHOCK』にすかさず触れる機転。タッチアップで光一がホームを踏むと、「(対戦相手の)Redにとっては、Endless SHOCKです」と、さらに畳み掛ける。自身と同じV6のリーダーである坂本昌行の登場には、「あ〜、キャッチャー用のヘルメットを持ってきちゃいました。そういうところがダメなんだよ。ヨッ、亀戸の星!」(坂本は東京都亀戸の出身)とツッコミを入れ、ピッチャーの中山優馬にデッドボールをけしかけた。また、ピッチャー・亀梨和也(KAT-TUN)とバッター・増田貴久(NEWS)の対決を「“妖怪人間”対“ミソスープ”の戦い」と名付け、二宮が登板した時は、「“赤めだか”をやってましたからね、Redですよ」と、出演したエンタメ作品や楽曲に絡めまくる。その見事な解説に東京ドームはおおいに沸き、ゲームに華を添えた。
■二宮がグループの垣根を越えた親交を促す
このように、プレーそのものはもちろん、それ以外の才能や、ここでしか見られないタレントたちの素の部分が見られるのも、ジャニーズ野球大会の醍醐味なのである。
(文/菊地陽子)