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ORICON NEWS
橋本環奈インタビュー『主演女優デビューの覚悟 「少しでも下がったら成立しない」』
デビューしてまだ2年、もっともっとアイドルとしてがんばりたい
橋本あると思います。福岡が大好きなので。今回は撮影で高崎に1ヶ月間いて、撮休の日も商店街に行ったり、市内をいろいろ回ったんですね。そうして撮休日も「この街を目高組が守っているんだ」と、泉の気持ちを維持していました。
――映画のサブタイトルに“卒業”とありますが、何か思い浮かびます?
橋本中学3年生のときに(ネットで)私の話題を取り上げていただいて、12月にテレビとかいろいろ出させていただいた後で、卒業式だったんですね。
――いわゆる“奇跡の1枚”を挟んで。
橋本卒業式では一人ひとり名前を呼ばれて、ステージに上がるじゃないですか。私のときだけ、パシャパシャパシャとカメラのシャッター音がすごかったです。生徒のお母さん方が撮っていて(笑)。私、友だちのお母さんとも仲が良くて、よく話をするんですけど、そのときは式の後にお仕事があって話ができなかったのは残念でした。
橋本でも仕事に向う前に、私も実行委員をやっていた合唱コンクールで唄った歌を、先生に向けてクラス全員で感謝の気持ちを込めて贈らせていただいたんです。一人ひとりをちゃんと見てくれるすごく良い先生で、歌いだしからまず女子のソプラノ全滅(笑)。その後は全員号泣で歌になっていませんでしたけど卒業式の良い思い出になっています。
――アイドルとしては、グループからの卒業について“何歳ごろに”とか考えたりはしますか?
橋本今は全然考えていないです。先のことを予想して当たるかどうかより、今は想像できないくらいの未来になっていたらいいなと思います。
――他のアイドルグループで誰が卒業したとかも、気にならない感じですか?
橋本あまりないですね。卒業されるのは20代の方が多いと思いますけど、私たちのグループ(Rev. from DVL)は平均年齢がもうちょっと下ですし。ちょうど最年少メンバーが高1になるところで、中学生がいなくなりますけど、デビューしてまだ2年。新メンバーがひとり加入したところでもありますし、もっともっとがんばっていきたいです!
たくさんの課題が生まれた、初主演の新たな一歩
橋本朝が苦手なことかな(笑)。仕事も学校も遅刻はしませんけど、朝はテンションが低いかもしれないです。
――お母さんは相当がんばって起こしているとか?
橋本そうですね。双子の兄も起こしているから大変だと思います。本当に感謝しています。
――環奈さんはもともと女優志望だったんですよね?
橋本はい。小学校の卒業文集に、将来の夢は“女優”と書いていました。でも、事務所に入ったきっかけは単純に「テレビに出たい」というだけで、とくに誰かに憧れてという訳では無かったんですが女優というお仕事を意識しだしてからは、戸田恵梨香さんとか「すごいなー」と思い始めて。『ライアーゲーム』や『SPEC』を観ていても、いろいろな役を演じ分けていらっしゃるところは本当に憧れます。キャストのなかに戸田さんの名前を見つけると、映画でも劇場に観に行きたくなります。
――自分の主演映画を1本撮ってみて、女優に必要だと感じたことはありました?また、なりたい女優像は?
橋本ひと言では言い切れないくらいたくさんありました。これからもたくさん学んでいきたい課題をいただいたと思います。なりたい女優像は、いろいろな色に変われるけどしっかり芯のある女優です。今回初主演として新たな一歩を踏みださせていただきましたが、もっともっといろいろな役に挑戦していきたいと思っています。
(文:斉藤貴志/撮り下ろし写真:逢坂 聡)
セーラー服と機関銃 -卒業-
監督:前田弘二
出演:橋本環奈 長谷川博己 安藤政信 大野拓朗 宇野祥平 古舘寛治 鶴見辰吾 榎木孝明 伊武雅刀 武田鉄矢
2016年2月27日(土)より、新宿バルト9他にて全国ロードショー
(C)2016「セーラー服と機関銃-卒業-」製作委員会
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