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“ミドル脂臭”対策が夫婦円満の秘訣
夫のニオイは夫婦関係にも影響!? “ミドル脂臭”対策が夫婦円満のカギ
30代〜40代のミドル男性にとって、悩みの種である“ニオイ対策”。近年では、男性もニオイに対して敏感にならざるを得ない状況が顕著だ。マンダムがこのほど発表した『男と女のニオイ白書』によると、夫婦間で夫のニオイが気になりだしたのは平均で結婚6年目、家庭内のニオイの元は夫自身など、殿方にとっては何とも耳の痛い結果が報告された。
“ミドル脂臭”ってナニ!?
枕だけでなく風呂上りに拭いたバスタオルも臭い!?
同調査によると、夫のニオイが気になり出したのは【結婚後】が75.4%と圧倒的で、平均すると結婚後6年目、37歳位から実感するという。また、ニオイが気になる場所について調査したところ、1位が【夫の近くにいるとき】で60.9%。つまり、家庭のニオイの“元凶”は夫であると結論付けている妻が大半を占めているのだ。
また、夫の身に付けている物や使用している物でニオイが気になるのは? との問いでは、やはり【枕・枕カバー】が82.0%と圧倒的。寝具や肌着など、直接肌に触れる物が上位にランクインしているものの、風呂上りの綺麗な体を拭く【バスタオル】(19.0%)も6位となっており、男性からの「どうすればいいの?」という嘆き声が聞こえてきそうだ。
ニオイにうるさいのは愛情の裏返し!?
同レポートでは、ニオイと愛情の相関関係についての調査も実施。その結果、30代後半から【相手のことはとても好き】という人の割合が大きく低下し、40代以降では【相手のことが好きではない】という人の割合が大きく増加している。また、夫婦の就寝形態についても、【寝室は別々】が40代から急増している。
ニオイが原因で夫婦間が冷めきるとは一概には言えないが、主な要因のひとつとしてピックアップされてしまうのが現状。まさに“坊主憎けりゃ袈裟まで憎い”である。現に夫への愛情が高い女性ほど健気に夫の世話を焼く傾向にあるが、逆に夫への愛情度が低い女性ほど、あからさまに換気したり洗濯を夫婦別にしたりと、強い嫌悪感を抱いている。
夫を愛している女性ほどニオイに対して口出しする傾向が強く、愛情度が低い女性は口出しすらしない。妻や恋人から「インスタント焼きそばが腐ったようなニオイ!!」、「野良犬のようなニオイ!!」など、辛辣な言葉を浴びせられ、ちょっぴり傷ついている男性諸氏、案ずるなかれ。全ては相手の為を思ってこそ、愛情の裏返しなのである。逆に罵声すら浴びせられなくなった時こそ本当の危機……最近、妻との距離を感じているなら、もしかしたら“ミドル脂臭”が原因かも。あの頃の2人を取り戻すためにも、今のうちに十分なニオイ対策を講じた方が得策であろう。