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(更新: ORICON NEWS

昨年最も活躍したビジネスリーダーは?

2013年 最も活躍したビジネスリーダーに小山薫堂氏&澤田秀雄氏

 昨年、ビジネスの成果と社会貢献の両面で活躍したビジネスリーダーに贈られる『シーバスリーガル 18年 ゴールドシグネチャー・アワード presented by GOETHE』の授賞式が17日、都内で行われ、受賞した放送作家で脚本家の小山薫堂氏(審査員選考部門)と、エイチ・アイ・エスの会長でハウステンボス社長の澤田秀雄氏(一般投票部門)が揃って出席し、喜びを語った。

(左から)『ゲーテ』編集長・舘野晴彦氏、村上龍氏、小山薫堂氏、澤田秀雄氏、『シーバスリーガル』マスターブレンダーコリン・スコット、ペルノ・リカール・ジャパン株式会社社長・ジャン エチエンヌグルグ


 映画『おくりびと』の脚本を務めたことでも知られる小山氏は、テレビ、ラジオ、映画業界で常にヒットを飛ばし続け、東日本大震災の時は『kizuna311』を設立。また、新しい価値を創造する会社『オレンジ・アンド・パートナーズ』の代表を務め、多彩なアイディアで社会に貢献。昨年は“くまモン”を使った熊本県のPRキャンペーンが大ヒットしたことなどから。澤田氏は、開業以来初の黒字化へと成功させたハウステンボスの復活が記憶に新しく、また社会貢献にも積極的に取り組んでいることから受賞に至った。

審査員選考部門を受賞した小山薫堂氏


 小山氏は「いつも仕事をする時に、その仕事は“新しいか”“自分にとって楽しいか”“誰を幸せにするのか”という3つのことを自分自身に問いかけていて。このどれにも当てはまらない仕事はもうしないと決めてやってきました。その結果、こういう形で褒めていただけると本当にありがたい」。澤田氏は、「ハウステンボスでは再建ということがあるので、やるんだったらオンリーワン、もしくはナンバーワンを目指しました。ぜひこれからも頑張っていきたい」と、両者自身の流儀を明かしつつ喜びを語った。

一般投票部門を受賞した澤田秀雄氏


 『シーバスリーガル』のアンバサダーで、特別審査員を務めた作家の村上龍氏は、「自分がハッピーになるものは、きっとほかの人もハッピーになるという認識がある」と2人の共通点を挙げ、受賞を讃えていた。

特別審査員を務めた村上龍氏


 授賞式後には会見が行われ、今や大人気キャラクターとなった、くまモンのヒット理由について聞かれた小山氏は「最初、大阪でキャンペーンをはじめたんですけど、注目してもらうにはやはり笑いのセンスがなければやっていけなくて。そこで、ユーモアセンスが磨かれたからではないかと勝手に思っています」と分析。

 また、大学生の頃、ボトルキープをすることでその街が自分のホームタウンになるという考えのもと、京都と札幌にボトルキープしていた思い出がある小山氏は、「自分にとって『シーバスリーガル』は一番手の届かない贅沢品。いつかこういうお酒を普通に飲める大人になりたいと思っていました」と、今回の受賞に感慨深げ。今晩は「ひとりで」(小山氏)、「家内と」(澤田氏)祝杯をあげたいと笑顔で語っていた。

 なお、同日には、優秀な若き企業家やプロフェッショナルを発掘・支援する『シーバスブラザーズ・ヤングアントレプレナー基金 2013 Supported by GOETHE』の授賞式も行われ、デザイナーの太刀川英輔氏が受賞した。

『シーバスブラザーズ・ヤングアントレプレナー基金 2013』を受賞した太刀川英輔氏(左から2番目)


シーバスリーガル18年 ゴールドシグネチャー・アワード Presented by GOETHE

雑誌『GOETHE』(幻冬舎)とともに開催する、“本業のビジネスの成果を通して社会に活力を与えると同時に、社会貢献にも寄与した方”に贈られる賞。   公式サイト

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