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藤原竜也 心のままに歩んだ20年

心のままに歩んだ20年、始まりは細胞に刻まれた蜷川イズム

映画は“22年前”の事件が描かれるが、藤原竜也個人として22年前は一般的な中学生の少年だった。今年で俳優生活20年目を迎える藤原に、映画にちなんで“20年目の今だから告白できること”を問うと「人に言えるような告白はないなぁ…。自分をさらけ出して生きてきたので、秘密にしていることは何もありません!」と屈託なく笑った。そして、今までの役者人生を振り返るなかで、デビューのきっかけにもなり、その後何度も出演している舞台の演出を手掛けた蜷川幸雄についての想いを“告白”してくれた。

「僕は演劇に触れたことのないまっさらな状態の15歳から、蜷川さんにいろいろなことを教わりました。特に若い頃に受けた教育というのは、いくつ歳をとっても変わらずに“細胞”に残っていくと思うんです。蜷川さんは、シェイクスピアや日本の古典文学など幅広い世界観の演劇を作られてきましたが、“冒頭3分で観客を別世界に連れていってしまう演出家”は蜷川さん以外にいないんじゃないかな。蜷川さんのような人がいなくなって寂しい気持ちもありますし、逆に演劇に対する蜷川さんの思いや遺志を僕らが継承していかなければいけないと思っています」

藤原はこれまで『身毒丸』や『ハムレット』、『ムサシ』などの蜷川演出作はじめ、数多くの舞台に立ち、一発本番という緊張感のあるステージで経験を積んできた。20年前、「身毒丸と呼ばれた15歳の少年」は、自分の20年の変化をどう感じているのだろう。

「演劇というステージで役者として成長していく中で、15歳の頃とは自分との向き合い方は変化しているとは思います。ただ、それが本当に良い方向にいっているのか悪い方向にいっているのかは…やっぱり自分では分からないですね。ひとつ言えるのは、僕が考え込んでしまう性格だからか、経験を積むごとにどんどんやることが難しくなってきているような気がします。もっと客観性を持って作品と接するとか、柔軟に頭を柔らかく考えられたらいいなとは思いますけど…とにかく、舞台も、映画も、ドラマも、どんな作品も芝居というものは難しいことには変わりないです。監督や共演者の方によっても現場は違いますし、役者というのは本当に難しい世界だなと、20年経った今も変わらずに思っています」

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