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ORICON NEWS
サッカー日本代表、槙野智章「負けは絶対に認めない」
浦和レッドダイヤモンズ・サッカー日本代表選手
槙野智章
広島県出身、2000年に地元のチーム・サンフレッチェ広島のジュニアユースに入団、ステップアップし、2006年にトップチーム入り。2010年にドイツ・ブンデスリーガFCケルンに移籍、2012年以降は浦和レッドダイヤモンズで活躍している。
イベント出演、テレビ出演、ラジオ番組のパーソナリティーを務めるなど、活躍の場はピッチ上にとどまらない。著書に『ビッグハート 道を切り開くメンタルの力』(2013年)『守りたいから前へ、前へ』(2014年)がある。
<トレーニング>30を前に身体づくりから見直す
「僕が今、本当に意識しているのは“食事”ですね。アスリートにとって睡眠、トレーニング、食事は大切なこと。その中で今まで一番意識していなかったのが食事だったので、今年は食事もトレーニングだと思って徹底的に改善しています。まずは、すべてのアレルギー検査をして、ひっかかった食材は抜いてます。試合から逆算していって、より試合日に100%の体の状態を作れるよう、「食事」ではなく「食生活」を作るんです。
試合までに時間がある時は、タンパク質中心の食事を摂ります。試合の2〜3日前は炭水化物を中心に摂取して、体にエネルギーを蓄える。今まではまったく考えずに食べたり飲んだりしていました。2017年、僕は30歳になります。サッカー選手としてはパフォーマンスが落ちると言われる年代なんです。だからこそ、ケガもしない、体力も落ちない、パフォーマンスを上げていかないといけない、そういう面で今は食事を気を付けています」
参考商品・ランニングフラップモバイルホルダー(adidas)3229円 ※槙野選手愛用モデルは現在販売中止
「現状に甘んじない。負けは認めない」
「 いつでも一番大事にしているのは“負けを認めない”ことですね。と言いつつも、反省するところなど、もちろん認めるところは認めなといけないものですが、気持ちとしては負けを認めない。自分が試合に出ている時はもっと相手よりも強くなりたい上手くなりたいという欲がないといけない。試合に出ていない時も、その状況に甘んじないこと。現状を打破しないといけないという意味でも、負けを認めない、メンタル面でも落とさないようにしています」
読者へメッセージ 「人生一度きり、自分に嘘はつくな」
取材日は、「MAKINO MEETS CLIMACHILL」に出演し、アディダスの新商品「CLIMACHILL」の速乾性・高通気性・冷却性を実感できる「CLIMACYLINDER(クライマシリンダー)」を体験。手慣れた様子で観客とコミュニケーションを取り、盛り上げながらイベントを進行。終了後にはファンとの撮影会も実施した。
「僕はラジオ番組を持っていたり、以前はスカパーで番組もやっていました。ほかのサッカー選手にない部分というと、そういうところかなと思います。一見サッカーに関係なく見えるかもしれませんが、それが試合でも生きているんです。例えば、こういうイベントで話したり、ラジオでリスナーにメッセージを伝えたりする。これは、見て、話して、状況を伝えて回りを動かすディフェンダーとして必要な要素でもあるんですよ」
刻々と変わる状況を正確に捉えて、仲間を動かす。コミュニケーションに対する意識はサッカー選手も、企業勤めの会社員も職種を問わず“仕事人”として大切な要素だ。
「サッカー以外の活動は僕にとってサプリみたいなものです。楽しんでやっています。それが日々の力になるし、違う角度から見れば、プレーヤーとしていいプレッシャーにもなっています。サッカー選手ありきの活動なので…ピッチ上で結果を残さないといけない。そこの順番が入れ替わらないように取り組んで、批判されても、それをエネルギーに変えてピッチの中で発揮していきたいです」
(取材・文 / 加藤由盛)
(撮影 / Bang juneheok)
<槙野選手着用アイテム>
アディダス「CLIMACHILL」
衣服内環境を快適にし、アスリートをサポートするアディダス独自のテクノロジー「CLIMA TECHNOLOGY」搭載の機能性ウエア。春夏シーズンは、スポーツシーンを快適にする、アディダス最上級の冷却テクノロジー「climachill」が登場。空気の流れをスムーズに導き、 衣服内をよりドライで快適に維持する、新開発の糸「 Delta Yarns(デルタヤーンズ) 」を 使用した生地を採用。
オフィシャルサイト
http://shop.adidas.jp/clima_technology/