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内田篤人「ふり幅は大きい方が燃える」
内田篤人
静岡出身・28歳。スピードと高い技術を持ったトップクラスの右サイドバック。2006年にJリーグ・鹿島アントラーズ入団後からレギュラーを獲得。2007年〜2009年に鹿島のJリーグ3連覇に大きく貢献。 2008年は北京オリンピック出場とともに、日本代表にも定着。2010年はワールドカップ最終メンバーにも選出され、ワールドカップ後の4月からはドイツのリーグ・ブンデスリーガの強豪シャルケ04に移籍。1年目からチャンピオンズリーグベスト4、ドイツカップ優勝と結果を残した。 2014FIFAワールドカップブラジルでは日本の全3試合でフル出場を果たすなど、シャルケ、日本代表にとって欠かせない選手として活躍中。
Anan(マガジンハウス)で表紙を飾るほか、TV番組にも多数出演経歴あり。人気・実力備えたサッカー選手として知られている。
怪我からの復活! ふり幅は大きい方が燃える
「怪我が難しくて、“復帰は無理だ”と言われつつも、またスタートラインに立つことができました。あれだけ“無理”“引退”だと言われていた中で復帰した内田が今後どうなっていくのかっていろいろ注目されますよね。復活してどれだけやれるのか、これから頑張ろうとしている人にその姿を見せたい。サッカー選手を目指す人、つらい時に壁に当たった人の背中を押すような活躍をします。「ああ、やっぱ内田すごかったんだ」「やるじゃない」そう思われるような男でありたいです」
「新聞で引退の記事が出た時はありがたいと思っていました。ふり幅は大きい方がいいですから。それは本当に良かったと思っています。ココから完全復活したら超かっこいいですよね」
エネルギーの源は支えてくれた仲間との絆
「リハビリが長かったですけれど、その間も復帰を待っていてくれた人がたくさんいました。そういう人たちの存在が、パワーというか力の源というか…モチベーションになっています」
内田選手はこれまでのオフはもちろん、最近のリハビリの期間も、ずっと旧知の仲間とトレーニングをしてきた。
「高校のサッカー部の仲間で今は銀行員の友人が、僕が帰国するとホテルまで来てくれて、一緒にジムに行ったり、トレーニングに付き合ってくれています。一緒に走ったり、サッカーの自主練に付き合ってもらったり。彼らはプロのアスリートではないので、足がつったりもつれて転んだりしますけど(笑)。そういうのを見ながらハイテンションで、もっときつい練習、自分に負けないトレーニングができるんですよね」