歌舞伎俳優の中村獅童が20日、都内で行われた秋季巡業『松竹花形歌舞伎』製作発表記者会見に出席した。今回の演目は昨年2月に初演した「瞼の母」と赤坂・日枝神社の山王祭を題材にした「お祭り」。獅童は「去年の2月から今回まで、いろいろな経験をさせてもらった。どれだけ成長できているか、その時の自分に正直に演じたい。経験してきたもの、感じ取ってきたものが舞台に表れると思うので、体当たりで演じたい」と真摯な表情で意気込みを語った。
叔父の初代・中村錦之介の代表作として知られる新歌舞伎「瞼の母」に再び挑む獅童は「早い時期にもう1回やらせていただきたいと思っていた」と笑みを浮かべ「巡業に初めて回ったのが僕が19歳の時。叔父の錦之介と共にして、役者として深い話をした。叔父と深い話をしたのは、それが最初で最後になったけど、今回、他の役者さんとゆっくり話せるのが楽しみ」と初日を待ちきれない様子だった。
1998年に同演目の主人公・忠太郎を中村勘三郎が演じた際、忠太郎の弟分・半次郎役に抜擢されていた獅童は「それまでこんな大きな役をやったこともなくて、手も足も出なかった」と当時を振り返った。さらには勘三郎の姉・波乃久里子に「(自分は)役者に向いてないと思うくらいしかられた。いい大人が大粒の涙を流しました」と、ほろ苦いエピソードも紹介。「その時の思いを忘れず、全身全霊でぶつかりたい」と笑いを誘いながら、気を引き締めていた。
『松竹花形歌舞伎』は、11月1日(火)の東京・サンパール荒川を皮切りに25日(金)まで全国20ヶ所で上演される。
叔父の初代・中村錦之介の代表作として知られる新歌舞伎「瞼の母」に再び挑む獅童は「早い時期にもう1回やらせていただきたいと思っていた」と笑みを浮かべ「巡業に初めて回ったのが僕が19歳の時。叔父の錦之介と共にして、役者として深い話をした。叔父と深い話をしたのは、それが最初で最後になったけど、今回、他の役者さんとゆっくり話せるのが楽しみ」と初日を待ちきれない様子だった。
1998年に同演目の主人公・忠太郎を中村勘三郎が演じた際、忠太郎の弟分・半次郎役に抜擢されていた獅童は「それまでこんな大きな役をやったこともなくて、手も足も出なかった」と当時を振り返った。さらには勘三郎の姉・波乃久里子に「(自分は)役者に向いてないと思うくらいしかられた。いい大人が大粒の涙を流しました」と、ほろ苦いエピソードも紹介。「その時の思いを忘れず、全身全霊でぶつかりたい」と笑いを誘いながら、気を引き締めていた。
『松竹花形歌舞伎』は、11月1日(火)の東京・サンパール荒川を皮切りに25日(金)まで全国20ヶ所で上演される。
2011/07/20