俳優の西島秀俊が3年ぶりに主演する映画『CUT』(アミール・ナデリ監督、年内公開予定)が、9月にイタリアで開催される『第68回ベネチア国際映画祭』のオリゾンティ・コンペティション部門のオープニング作品に決定した。世界の主要な映画祭に自ら足を運ぶほど、熱心な映画ファンでもある西島が、売れない映画監督役を演じた作品。北野武監督『Dolls(ドールズ)』以来、9年ぶりとなる同映画祭への参加に「とても光栄。作品に関わった全ての人に感謝します。『CUT』への反応はもちろん、映画祭自体を楽しんでまいります」と語り、心はベネチアに飛んでいる。
同作は、主人公の売れない映画監督、秀二(西島)が、兄の残した借金を返すために殴られ屋を始める物語。イラン出身で、現在はニューヨークを拠点に活躍するナデリ監督は、『ナント三大陸映画祭』で2度のグランプリに輝いたほか、カンヌ、ベネチアなどの国際映画祭で作品を発表し続けている。監督と西島は、2005年に東京で開催した映画祭『東京フィルメックス』で出会い、意気投合。5年越しに実現させた企画が、昨年撮影されたこの『CUT』だった。
オリゾンティ・コンペティション部門とは、ジャンルや長さにはこだわらず、先鋭的、革新的な新しい才能を発掘することを目的に設けられた部門。これまでに、日本映画では、『ヴィタール』(2004年、塚本晋也監督)、『IZO』(2004年、三池崇史監督)、『こおろぎ』(2006年、青山真治監督)、『立喰師列伝』(2006年、押井守監督)、『サッド・ヴァケイション』(2007年、青山真治監督)、『冷たい熱帯魚』(2010年、園子温監督)などが出品されている。
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同作は、主人公の売れない映画監督、秀二(西島)が、兄の残した借金を返すために殴られ屋を始める物語。イラン出身で、現在はニューヨークを拠点に活躍するナデリ監督は、『ナント三大陸映画祭』で2度のグランプリに輝いたほか、カンヌ、ベネチアなどの国際映画祭で作品を発表し続けている。監督と西島は、2005年に東京で開催した映画祭『東京フィルメックス』で出会い、意気投合。5年越しに実現させた企画が、昨年撮影されたこの『CUT』だった。
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2011/07/15