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三池崇史監督『一命』カンヌでワールドプレミア「サムライの物語、フランスで通じた」

■映画『一命』予告編

 南仏で開催中の『第64回カンヌ国際映画祭』でコンペティション部門出品作品『一命』が現地時間19日夜公式上映され、三池崇史監督と主演の俳優・瑛太が20日午前1時過ぎに、取材に応じた。上映後は、5分以上にわたるスタンディングオベーションも沸き起こり、三池監督は公式上映を終えて「ほっとしました。あったかい気持ちのいい拍手をいただいて、サムライの物語がフランスでも通じるのかなという感じです」と満足げだった。

『第64回カンヌ国際映画祭』で新作『一命』を披露した三池崇史監督(左)と主演の瑛太 写真:若山和子 

『第64回カンヌ国際映画祭』で新作『一命』を披露した三池崇史監督(左)と主演の瑛太 写真:若山和子 

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 同映画祭に初参加の瑛太は「観客たちの反応を肌でビシビシ感じられました。僕自身は俳優をやってきてこういった場所に立てることに、周りの人に感謝したいです。この先も俳優を続けていきたいと改めて思いました」と真摯なコメント。

 22日に発表される各賞について三池監督は「あくまでも審査員の感性に委ねられている」としながらも「もちろん、賞を頂けるなら頂きますけれども…関西人なんで(笑)」と本音ものぞかせた。昼間の記者会見、夕方のレッドカーペット、夜の上映後のパーティーなど深夜まで続いた公式行事を無事終えた二人は、「お酒を飲んでゆっくり寝たい」と話していた。

 『一命』は歌舞伎俳優の市川海老蔵と瑛太のダブル主演で、貧しくとも、愛する人と共に生きることを願い、武家社会に立ち向かった二人の侍の物語。時代劇初の3D映画として製作された。同映画祭のコンペ部門においても初めて3D映画が上映され、三池監督は「初めての3Dでどういう環境で上映されるのか心配だったのですが、思った以上に音響・映像も完璧なコンディションで整えてくれました。なにしろ2300人分のエクスパンディー(3Dメガネ)をそろえたところがすごいですよね。映画そのものをきちんと表現する、という映画祭の姿勢はさすがだなと思いました」。

 映画『一命』は10月に全国公開される。

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